ピザグリンのプリン体ア・ラ・モード -6ページ目

初登場!そして、初搭乗!なのに・・・。-哀・戦士編-

どうも、
ピザグリンLv.33です。
Lvが33にあがって、「いてつく波動」と「ブログをサボる」を身につけました。
今日もピザグリンのプリン体ア・ラ・モードをよろしくお願いします。


つ、遂に夢が叶った!!

ガンダムが夢に初登場。

そしておれは初搭乗。

もちろん機体は初代ガンダムRX-78-2だ。

夢の始まりでは何故かすでに操縦していたおれ。

シャアが好きだからか、コックピットのシートの色はだった。

おれは両手両足を駆使してガンダムを操る。

操縦するたびにシートがガタガタ揺れた。

実にリアルな振動だ。

見慣れた足下のペダルを踏み込む。

初めての操縦なのに、不思議とガンダムはおれの思い通りに動いた。

・・・。

もしかしてニュータイプ

おれは完全に調子をこきだした。

しばらくすると、右斜め前方から見慣れた緑の機体が近づいてくる。

おれ:「ザ、ザクやぁ~!ジオン軍のあの有名なやつやぁ~!!」

すかさずバルカン砲で威嚇する。

ババババババババ!

ザクはひらりと身をかわし、さらに近づいてきた。

ザクとの距離は500m程だろうか。

自信はなかったが、おれは意を決してザクに向けてビーム砲を放った。

なんとおれの放ったビーム砲は見事にザクの腹部を貫通した。

ザクはバチバチと火花を散らし、やがて爆発した。

俄然調子に乗ったおれは完全にニュータイプとして覚醒した。

と思い込んだ。

そんな調子で操縦を続けていると、足下のペダルに何か違和感を覚えた。

何やらペダル踏む度にネチャネチャと音がする。

足下に気を取られているうちに、再び目の前からザクが迫ってきた。

二機目のザクはビームサーベルを振りかざしている。

負けじとビームサーベルで果敢に応戦するおれ。

ビームサーベル同士がぶつかり合い、激しく火花が散った。

おれ:「くそっ!」

ザクが再度ビームサーベルを振り上げ、おれのガンダムの脳天めがけて振り下ろしてきた。

おれ:「うぉぉぉぉーーーーー!!!」

ペダルを一気に踏み込み加速をつける。

プシュー!プシュー!

ガンダムの機体は唸りをあげた。

ネチョ。ネチョ。

おれの足下でも奇怪な音が唸りをあげた。

加速したおれのガンダムは、振り下ろされてきたビームサーベールを紙一重でかわし、

見事に二機目のザクの両腕を切り落とした。

完全勝利だ。

あのアムロ・レイをも凌駕するおれのニュータイプとしての資質。

二機のザクを撃破したおれは、フンッと鼻を鳴らし勝ち誇った。

そしてさっきから気になっていた足下にふと目をやった。

ペダルを踏むおれの足の両脇からはみ出る茶色い物体。

うんこ踏んでるぅーーーーー!!

チクショー!

人が気分よく初搭乗ガンダムを満喫しているときに。

さっき口走った「くそっ!」はこの事だったのかぁ・・・。

自分がうんこ踏んでることにも全く気付かなかった。

そんなうんこマンはニュータイプの資質ゼロだろう。

不思議と臭いがしなかったのは、やはり夢だからなのか。

まぁ夢で臭っていたら、目が覚めたとき完全に脱糞していると思うが。

そんなおれのガンダム初搭乗記だが、今度は是非黒い三連星やシャアと戦いたいと思う。

もちろん、うんこを踏みながら。