NTTデータイントラマート | V『らじょび生活。』

 

エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート <3850> [東証S]
中期経営計画を策定。29年3月期に営業利益27億円(26年3月期実績は13億円)を目指す。

 

↑株探の今朝のニュースにでてて

2551円で結局さっき100株だけ買ったのですがどうでしょ?

 

3850 NTTデータイントラマートですが結構よさげな中期計画が出たのですがサースを気にしてか上がってないのですが買って平気でしょうか?

 

NTTデータ イントラマート(3850・東証スタンダード)が5月22日に発表した新中期経営計画(FY2026〜2028)は、ご指摘の通り非常に意欲的で、定量的にも魅力的な内容ですね。

最終年度(2028年度)に売上高180億円、営業利益27億円(営業利益率15%)を掲げ、ARR(年間経常収益)成長率30%を目指すなど、SaaS/サブスク型ビジネスへの移行が極めて順調であることを示しています。「営業利益率+ARR成長率=45%」となり、優れたSaaS企業の指標とされる「Rule of 40(40%超え)」をクリアしている点も評価できます。

これだけの計画が出たにもかかわらず、株価が即座に反応していない背景と、今買って平気かどうかの判断材料を、いくつかの視点から整理しました。

なぜ好中計でも株価が上がらないのか?

市場が「サース(SaaS)化」を気にして警戒している、あるいは上値を追わないのには、主に3つの構造的な理由が考えられます。

1. サブスク移行期特有の「Jカーブ効果」への警戒

パッケージ(売り切り)型からサブスク(月額・年額)型へ移行する際、短期的には一括ライセンス収入が減り、売上や利益が一時的に落ち込むか、伸びが鈍化する「Jカーブ効果」が発生します。前中計の段階でこれをある程度乗り越えつつありますが、市場は「本当に計画通りのスピードでARRが積み上がるか」をまだ完全に確信できず、保守的に見守っている可能性があります。

2. スタンダード市場の流動性・関心度の低さ

同社は東証スタンダード上場であり、時価総額や出来高がそれほど大きくありません。中小型の成長株全般への資金流入が鈍い地合いの場合、どれだけ良い中計を出しても、機関投資家の買いが入るまでにタイムラグが生じやすいという需給面の課題があります。

3. 親会社(NTTデータ)依存度と独自の成長性の見極め

NTTデータグループの案件が強みである反面、市場からは「親会社チャネル以外の外販でどれだけ爆発的に伸ばせるか」が問われがちです。今回の新中計で掲げた「生成AI・AIエージェント時代を見据えたオーケストレーション基盤」という戦略が、実際の受注として数字に表れるのを確認したいという「確証待ち」のスタンスもあります。

投資指標から見る「買って平気か?」

現在の株価水準(52週レンジ:2,626円〜4,485円)や業績から、バリュエーションを評価してみます。

項目 評価・ポイント
業績の方向性 2026年3月期(前々期)の業績予想でも大幅な増収増益(営業利益10億円予想)を大きく上振れて着地しており、足元の業績モメンタムは非常に強力。
株主還元 新中計から配当性向35%を基本方針、総還元性向40%目標へと引き上げており、成長株でありながらインカムゲインの原資もしっかり確保し始めています。
バリュエーション 2028年度の営業利益27億円という目標をベースに考えると、現在の時価総額(100億〜200億円規模の間)は、SaaS企業としての成長率(ARR 30%)に対して**かなり割安(低PER・低PSR)**な水準に放置されている可能性があります。

結論:エントリーのスタンス

中長期(2〜3年スパン)で持てるなら、現水準からの仕込みは十分に「報われる可能性が高い(買い推奨できる水準)」と言えます。

ただし、以下の点に留意した戦略がおすすめです。

  • 時間分散(打診買いからスタート)

    出来高が少ないため、急いで一気に買うと自分の買いで株価を押し上げてしまうリスクがあります。まずは下値を拾うように少しずつ買い集めるのがセオリーです。

  • カタリストの確認

    次の第1四半期決算などで、新中計に沿ったARRの進捗やサブスク売上の比率が順調に伸びていることが確認されれば、市場もサース評価(PSRベースでの評価見直し)へ舵を切るはずです。

「地味だけど、中身はピカピカのSaaS・DX本命株」として、現在の無反応な株価はむしろ仕込み時と捉えることができます。

この企業のサブスク移行(ARR)の進捗状況について、PERやPSRなどの具体的なマルチプル(評価倍率)を用いて、現在の株価がどの程度割安かをさらに深掘りして計算してみますか?