2日の前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸で始まった。上げ幅が400円を超え、1万3000円台を回復している。取引時間中に1万3000円台に乗せるのは3月12日以来、3週間ぶり。1日の米株高や外国為替市場で円相場が1ドル=101円台後半で推移していることが買い材料となり幅広い銘柄が買われている。東証株価指数(TOPIX)も大幅上昇で始まった。
米リーマン・ブラザーズやスイスのUBSが増資を発表したことにより、証券化商品関連の損失拡大よりも資本増強について金融機関の自助努力の取り組みが見え始めたことを評価する声が出ている。みずほFGや三菱UFJ、野村など金融株が買い気配で始まっている。
東証寄り付き前の大口成り行き注文は買いが6140万株、売りが2320万株で差し引き3820万株の買い越し。市場筋によれば朝方の外資系証券会社経由の売買注文動向(株数ベース)は買い越し観測が出ていた。〔NQN〕 (09:26)
リーマンやUSAの増資ってそんなに凄いことなんですか?