経済産業省が31日発表した2月の鉱工業生産指数(速報、2000年=100)は108.2と前月よりも1.2%低下した。電子部品などが減少し、2カ月連続でマイナスとなった。ただ悪化幅は事前の市場予想(2.2%低下)よりも小さく、3月の生産はプラスに転じるとの予測を示した。米経済減速や円高が逆風となるなかで、生産はしばらく一進一退で推移しそうだ。
経産省は生産の基調判断について「横ばい傾向にある」と2カ月連続で据え置いた。業種別にみると、電子部品・デバイス工業が前月比4.1%減と04年10月以来のマイナス幅となった。携帯電話に使う液晶部品や、半導体の集積回路がふるわなかった。米国向けに関連部品の受注が減った輸送機械工業も同0.4%減だった。その一方で一般機械工業は2.5%のプラスだった。(11:02)
一般機械工業がプラスで電子部品が悪いのは工業品が世界的には相変わらず拡大傾向にあることと、円高でウォン安の国に電子部品の売れ行きが食われてるんじゃないでしょうかね。
もっと円高にしたがってる国内の識者の意図はそこら辺ですかね。
2月の鉱工業生産指数、前月比1.2%低下・3月予測指数は2.0%上昇
経済産業省が31日発表した2月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2000年=100、季節調整済み)は前月比1.2%低下の108.2で、2カ月連続の低下になった。同時に発表した製造工業生産予測調査では、3月が2.0%上昇した後、4月は1.0%低下を予測。同省はこうした生産の動向について「横ばい傾向」との判断を維持した。
出荷指数は同の2.6%低下の112.7で、在庫指数は同0.1%上昇の97.7、在庫率指数は同1.4%低下の96.9。〔NQN〕
3月良くて4月は良くない
でもチャート見るとぜんぜん悪くない