ふた昔前とはイメージが刷新され、最近では

「レトロでおシャンティな街」として再評価されている中崎町。

出先の帰りに車を停めて

ぶらっと入った灘の福寿を出しているお店で

おでんなどのお皿をいくつか頼んでお腹を満たした後、

店を出て、その界隈では続きを呑まず、

そこから少し南の方向、谷町筋へと走らせてみました。

取引先の普通自動二輪免許取り立ての

美人なのにちょっとヤンチャでオモロイ20代のKちゃんが

「谷町に気になるお店があるんですよ〜」と言っていたバーを探しに。

 

通称「潜水艦バー」。

この周辺は太閤秀吉時代の町割りなので

大阪城に近い方が番地が若く、東西南北碁盤の目で町が区切られ、

お店の住所もわかっているからフツーならすぐに解るはずが

「お店の看板を出していない」「初めて歩くエリア」「しかも夜」

「意外に坂道が多い」といったことが重なって

なぜか隣町をウロウロしたりしてなかなか発見できず…

 

でも、ようやく怪しい張り紙を発見。

ホントは暗くて↓こんな感じ。(上の画像は明度を上げている笑)

 

 

小路の奥に潜水艦のような扉がぁぁぁっ

 

探していたバー『深化』さんでした(ホッ…)。

高野山の修行僧のような風采の寡黙なマスターに

「2人ですが、いけますか」と尋ねると、

カウンターの一番奥の席に案内してくださいました。

(空いててヨカッタ)

 

カウンターの正面の壁も

‘潜水艦・感’、満載です。(ホンモノの潜水艦に乗ったことはないが)

 

トイレが面白すぎました。

突き当りの扉の奥なのか、突き当りの手前の左の壁の扉なのか、

突き当りの扉を開けた先の左の奥にあるのか

よく場所がわからず

それらしい二つの扉の前に茫然と立つ私をみかねた

隣の席に座っていたオニイサン(お客さん)が、

扉の位置、扉の開け方、さらに電気の付け方まで教えていただき

(「左の白いレバーをガシャって上げたら電気点きますよ~」と)

無事に用をたせました。

(後に入って来られたお客さんもトイレの前で迷っておられたので

私も同じように教えてさしあげましたのよ~ん)

↑トイレの内装も凝っているのでした↓

 

今回、またまたドライバーだった私は

グビグビ~、ぷはっ、美味い!と

「パイナップルビール」という名のジュースをいただきました。

潜水艦だけに、

『U・ボート』(1981/独映画)のBGMやら

『イエローサブマリン』(ビートルズ)やら

『イエローサブマリン音頭』(金沢明子)あたり

が流れているのかも…と思っていましたが

BGMは一切無し。

潜水艦みたいな(?)モーター音のみが、静かに鳴っていました。

店内が静かだから、お客さんの会話もうるさくなくて

丁度良い賑わい。

 

谷町では、所属する2団体の会議や会合がわりと頻繁にあるので

今度は電車で予約して来ようかな(予約可)。

相方と私で平均年齢を上げてしまってごめんなさいね~。

 

お店を出て次回来る時の目印にと近くの曲がり角の写真を撮っていたら

入れ違いにお店に入ろうとやってきた若いカップルが

私達をみて「あ~(笑)」と会釈をしてくれました。

「お宅らも、既にこのアジトの仲間なんですね」

と言いたげな含み笑いの会釈。

だが、それがいい。

あ~。久しぶりに面白いお店でした。