同級生が座長で頑張っている福岡の劇団が、

同じく現地で人気の別の劇団とともにタッグを組み、

戦後70年の昨年に上演した首題作品が

地元で大好評だったそうです。

そこで今年は東京・大阪・福岡の3都市で上演され、

私も大阪での初日公演に同級生らとともに初観賞してきたのでした。

敗戦国となった日本がGHQによってラジオ放送や出版記事などに

検閲=厳重な情報統制が敷かれていたことは有名ですが、

個人の手紙もまた、徹底した検閲対象だった事実について

時にシリアスに、時にコミカルに、詳しく描かれていました。

これら民間検閲局が置かれていたのが、

此度上演の「東京・大阪・福岡」の3都市だった、ということです。

 

以下、ネタバレにならない程度に感想を箇条書きで。

 

◎劇作家の生田晃二さんの取材ノートを購入。スッと入る文章で一気に読破しました。美濃部達吉さんについて言及されていたのには感心しました。

 

◎これらの取材力、調査力、読書量だからこそ、作家さんも演者さんも、過去の史実・事実が明らかになるにつれ、現代に通じる事象にもとっくに気付かれ、表現したいことに変化が生じ・・・実は表現しきれていない、というより表現に規制がかかり、もどかしい想いをされているのでは・・・などと勝手に想像しております。

 

◎過去の新事実(新たなエピソード)が増えるたびに次の舞台にそれらが盛り込まれ、このお芝居は年々進化する両劇団の代表作&ロングランとなるのは間違いないでしょう。

次回も楽しみです。

「さて。来年も大阪に来てくれるかな~?」「いいともー!(と勝手に)」

 

[余談]

来日する中国人観光客が多い昨今。

少し前の中国で「手紙」とはトイレットペーパーを指していたので(お便りには「信」を使うそう⇒日本でも「信書」というよね)、彼らがタイトルの字面だけ見たら、誰かの身に起きたパニック喜劇だと思うかも。

なーんてね。