かなり間が空いてしまってごめんなさい...これから一気に書いていこうと思います!
今日はRAVINについて書きます。
まずは詩の内容についてだけど、これは簡単に言うと人のエゴについて書いた詩なんだ
エゴっていうと一般的には悪いイメージが浮かんでくるけどオレにとってエゴを出せる人っていうのは羨ましい
そんな想いを書いた詩です。
これは本当に性格なんだと思うけどオレは昔からエゴを出すことができない...周りのことを考えすぎて自分のやりたいことにブレーキをかけてしまうってことを最近よく思うようになって
それはそれで素晴らしいことだと思うんだけど、それによって苦しんだり他人に理解されないことはよくあったんだ
なんで?そうしたいならそうすればいいのに
ていう感じのことを周りから言われることは多い
最近よく思うのがオレは両親を尊敬しているんだけど、親父は特に自分の思うがままにメチャクチャすることが多いし、今思うと「あまりに自分本位だ...」と思うような行動がよくあったりしたんだ
絵に書いたような亭主関白な親父だから母親に対してはとても自分には真似できないような言動や行動をたくさんしていたなと...
それでも母親は親父のことを愛してるんだと思うことがよくあるしオレ自身も親を恨んだりはしていない
更には親父は色んな人から尊敬されてて人間関係の繋がりも非常に豊富
そして自分の兄弟を見てみても姉と兄貴は、ちょっと周りのこと考えてないよな...て思う時があるんだけど実際結婚をして幸せな家庭を築いているのはこの二人で...妹はけっこう気遣いしてるなって思うんだけどオレと同じく独身(笑)
そういったことを考えてると、分かりやすい幸せや成功
そして人が付いてくるっていう要素のカリスマ性なんかはあまり周りのことを気にしすぎてると得られないのかなって
もっと端的に言ってしまうとある程度自分本位に動いていかないと何も得られないんじゃないかなって思うことが最近増えてきたんだ
RAVINは強奪の意で、親父には昔からよく言われてたんだけど「好きな女くらい奪い取ったり騙し取ったりするくらいの覚悟がなきゃダメだよ。男として情けねー!」みたいなことをよく言われてたんだ...親父は東京の下町出身だから言い方も江戸っ子(笑)
でもオレには到底できない...どうひっくり返ってもこの先親父の言うような男にはなれないだろう
でもそうすることも必要だと思う...色々なものを掴み取る、手に入れるという意味では
でも最近は自分には自分の性格があって無理することはないという、ある意味悟りみたいな感情も湧き出てきている
結局無理しても意味はない
自分には自分にしかない良さがあるんだから
そんな相反する感情と戦う日々が去年は特に多くて、そんな中から生まれた歌詞です
貴方を壊しても
全てが壊れても、その手を離さない
どう逆立ちしてもそんな自分にはなれないけど、幸せや成功を掴んでる人からはある程度のエゴみたいなものが感じられる...
そんなことを日々思いながら、この宇宙(そら)で答えを求めてる僕は佇んでる
それがこのRAVINの詩に込められた想いです
この先もきっと答えを求めながら佇んで、少しずつ歩を進めていくんだろうけど、いつか答えが見つかることを信じて生きていくしかないと思っています
楽曲の制作面でいうとイントロのアルペジオは渚月くんに相当苦労させてしまったなという印象がものすごい強い曲(笑)
イントロだけはデモ通りに弾いてほしいっていう要望を出したんだけどギタリストが考えたフレーズじゃないから弾くのは相当苦労したよね...
他の曲でまた改めて書くけど渚月くんにはホントに今回の音源作りで助けられた部分は多い!
この曲もイントロ以外は自由に弾いてもらって、ふんだんに渚月フレーズを炸裂させてもらったけど全体的にすごい良い味出してくれたなぁって思ってるんだ
他の曲でもっとガツーン!てやられた曲はあるんだけどそれはまた後ほど(笑)
アルバム全体を通してクリーンは渚月くん、歪みとリードはHidekiって感じで弾き分けてもらったんだけど、この曲も歪みとリードはHideki。
ギターソロは本当に苦労したなって感じだけど、今回の音源作りは半分くらいはHidekiのためになったらって思って作ったところがあるから、そういう意味では十分すぎるくらいの成果があったと思う!
聴いた感じ弾けるって思っても実際録って聴くとなると全く勝手が違う...このギャップを感じ取ってもらえたらオレは大収穫だと思ってたから
オレも昔このギャップにかなりやられたしね
これを機に、自分の理想の域に達するにはもの凄い量の練習が必要なんだってことを自覚してもらえたら、オレは去年一年間を捧げた時間に対してお釣りがくるほどの収穫だと思ってるよ
まだまだ若いんだからこの先もっともっと頑張ってほしい!Hidekiに関して願うことはそれだけだ‼︎
この曲のベースはYu-sukeなんだけど、やっぱレコ慣れしてるってのもあってあっさり終わらせてくれたよねー
RAVINだけじゃなくて3曲全て短時間で終わらせてくれた気がする!
Yu-sukeの人柄もあって終始笑いながらレコーディングしてた気がするけどね(笑)
でもそれは素晴らしい才能だと思う
ただ笑って終わるんじゃなくてベース自体も高いクオリティーでかましてくるからね
やっぱり人間がやることだから何事も雰囲気作りってのは大切だけど見事に雰囲気と実績と両方を提供してくれた
これは誰にでも出来ることじゃないしこれからも先なにをやるにしても大切にしていってほしいと思うな
個人的には最後のフェードアウトに向かってく際の動くフレーズが好きかな!
今回の音源買ってくれた人とか身内でもこのRAVINを好きって言ってくれる人がなかなか多くて作った側としてもすごい嬉しい
だけどもっともっと良い曲作らなきゃって思うけどね
尊敬する大先輩のあの5人にはまだまだ敵わないから...
次はDEPARTUREについつ書きたいと思います
しっかりと聴いて予習しておいてくれよ!