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澪標~Self-Conceit~

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Dear  DéCèS[ディシーズ]






今日はREWINDの3曲目DEPARTUREについて


これは何となく自分の中で矛盾してるなって想いを書いた詩で、本来なら喜ぶべき大切な人のステップアップに対して寂しさや悲しさが出てきてしまうってことを強く書いた曲です

よくマンガとかでもあるけど好きな人がどんどん成功したり大きい舞台に立ったりすることによって「あぁどんどん私の手の届かないところに行ってしまうみたい」
とか「ちょっとだけ嫉妬しちゃうの」

みたいなものに似ている...というかそっくりそのままかな。
子が親元を離れて行ってしまう時の親の気持ちにも似てると思うんだけど
タイトル通り、まさに旅立ちや出発に対する矛盾する気持ちを書いた詩です

自分もけっこうこの手の感情は持ちやすいほうで想いを寄せてる人が自分の想像もつかないような世界に行ってしまいそうになる時は何とも言えないつまらない気持ちになることが多い
ただの友達だったら諸手を上げて喜んでるだろうに...なんでだろう?
と思うことがよくあったね

結局、異性に対してそういう感情が出てしまうのは自分に自信がないからなのかなって思っているんだけど
でも自信があるないに関わらず人間っていうのは本当に大切な人とは常に同じ目線で見ていたいというのはあるのかな
まだまだオレも人生経験では勉強不足だから答えは見つからない

ただ言えることは一つで、本当に大切な人の成功やステップアップは心から喜べるようになれる男になりたいってことだね
そうなれるように日々勉強と自分磨きをしなきゃと思っています



楽曲に関していうとちょっと狙ったというか、こういった地味な曲というかジワリジワリ染み込んでくる曲というか...簡単に言うと初めて聴いた時はたいして良いと思わない曲を作りたかった(笑)
やっぱりこれは創作する側がどうしても陥ってしまう気持ちの一つで、自分が今まで作ってこなかったものや今の自分にはちょっと出来ないかな...と思ったものは作りたくなってしまう
同じような曲ばかり作ってても面白くないし自分の可能性やキャパを広げるためにも多種多様なタイプの曲を作りたいという想いに駆られた上で作った曲だね

そういう意味でも尊敬する大先輩のLUNA SEAも初見では、あんまり...と思った曲でも聴いてるうちにどっぷりとハマってしまう曲が多くて、これは聴いた瞬間に、良い!と思う曲を作るよりも難しいとオレは思ってる
そんなのもあってこのDEPARTUREのようなジワっとくるタイプの曲をもっと作れるようになりたいと思ってるんだけどね
まだまだ自分のキャパが小さいせいかこのタイプの曲を作るのには苦労してるのが現実...



この曲こベースは、なな様だけど音作りという点では圧巻だったなぁ
今回のアルバムはバンドサウンドは4曲だけど、その中でも圧倒的に音が太く且つ抜群に抜けてるんじゃないかな?
今までなな様に弾いてもらった音源は全部ベースの存在感がズバ抜けてたけどね!
今回改めて思い知らされた感じです
Yu-sukeもなな様のことはすごくリスペクトしてるし、このへんのことをどんどん吸収してベーシストとして成長していってもらいたいと思うな



ギターのクリーンパートはやはり渚月くん
全曲通してだけど渚月くんは大幅にアレンジしてきてくれて自分の色を出しまくってくれたね!
レコしてる時に一番ハッとさせられる瞬間が多かったのも渚月くんだ
前述で、初めて聴いた時にあまり良いと思わない曲って書いたけど渚月くんはデモ渡した時からこの曲をすごい気に入ってくれてて意外だったのと同時にすごい嬉しかったな
一番のお気に入りはやっぱサビのアルペジオかな〜



そして歪みとリードパートはHideki!
この曲で思い入れ深いのはやっぱりギターソロかな?何回も録り直したってこともあるけど(笑)
でも録り終わって解散して録ったものをデータでHidekiに送って聴いてもらって、そこでHidekiが、やっぱりもう少しこうしたいですとかオレも意見交えてアイデア出したりってことを重ねて完成させたけど、ものすごく貴重な時間を過ごせたなってオレは思う
初めてのレコだったしちょっと遠慮してた部分はあったと思うけど歳とか暦とか関係なくもっともっとどんどん自分を出していってほしいと思うね
そんな中でも精一杯に自分の知恵と想像力を出してくれた時間だった気がするから曲を聴くたびにその光景を思い出してしまうよね
この曲もそうだけど全体的にギターソロはかなり綺麗に録れたんじゃないかな?
Hidekiがどう感じてるかは分からないけどオレは4曲全てのギターソロ良いなって思えてる!






DEPARTUREに関するエピソードはこんな感じだけどこれを見た上で聴いてもらったらまた違った世界が見えてくるんじゃないかな?

聴いてくれるみんなの頭の中に鮮明な世界観が描き出されるよう引き続き残り3曲も書いていくね