大昔、まだ札幌に居た頃。10歳位の頃かな。(12歳まで札幌に居ました。)
それまで、札幌在住のくせに鹿児島生まれでスキーと言うものに全く興味の無かった親父が、いきなりスキーを始めた。
始めたばかりの親父なんて、平地で動いても居ないのにスッテンコロリンの連続。笑えた。
オラ達も当時の学校では体育の時間にスキーは有りましたが、その程度。札幌でもそんなにメジャーなものでは有りませんでした。中には小六ですでにSAJ2級持っている奴も居ましたが。
その後、親父のスキー熱はエスカレートしまして、毎日藻岩山へナイターに行き出しました。
当時は金の要るリフトなんちゅう物には一切乗りゃしません。1分滑ったら20分スキー担いで徒歩で登るのです。
余談ですが、当時の札幌ってね、わずか5分リフトに乗っててじっとしているだけで凍えちゃうんです。マジで。全身白い氷で覆われて、冷凍庫から出てきた人みたいなんです。凄い所で生きていたものです。
は、置いといて、
親父の技術UPはそれはそれは情けないものでしたが、連れられて行ったガキ共であるオラ達の滑りは素晴らしい物に成りました。長じて兄弟共に栂池でスキーパトロールを数年のバイトとはいえ生業にする程です。
母校、札幌市立白陽小学校の隣に消防の訓練学校があり、夏は消防車の訓練用に小さな人造の山が有った。高さ5メートル位。よく自校に有る例のスロープ。
冬に成ると雪が積もって、ガキ共の格好の遊び場。当時は竹スキーです。
竹スキー・・・
何と表現しましょうか、全長40センチ、巾5センチ位の竹の、先端10センチ位を炙って手前に135度反り返らせて、勿論下に凸です。(てか、丸)後は何にもなし。人間の足は2本ですので、そいつを2つ。
そこに子供達はゴム長で乗っかるだけで滑るんです。殆ど曲がれないし、5メートルの高さを滑り切る事も出来ません。途中でスッコロガる。ガハハ、短いこの時間がホントの「デサント」(滑走と言う意味らしい)のFAN!楽しかったです。
そこへスキーを始めたばかりの親父は大人気なく本物のスキーで滑り出したのです。勿論オラ達も。
当然アッと言う間の短さでとても満足出来る物では有りません。2回ターン出来ればいい所。すでにその位は出来ていたオラ達兄弟にしてみればタル~のですが、何せ人生初めての親父は地べたに勾配が付いているだけで恐怖です。↑の様な事情ですから。
そんな時期、ヤハリその「消防山」(オラ達はそう呼んでいた)に来る親父が他にも居たのです。
で、曲がる時には谷足と山足でどちらが先に出ているべきか?の話に成りまして、彼曰く、谷スキーが前へ出ているべき!との主張。
エェ~~生理的にも感覚的にも理解できません。
おおよそ今の全てのスキーヤーで、ターン中に自然に谷スキーが前に出ている人なんて居ません。
で、落ちはこうです。
あれから43年。
43年経って今さっき何故か閃きました!
彼が言わんとしていたのは、テレマークスキーの事だ!!
多分彼も「消防山」に来る位だから初心者。誰かに聞いた話だったのでしょう。
確かにテレマークだと山足が引かれる!!
hiroperorinさんと海猫さん位しか解らない話で申し分けないです。生きているうちに話して置きたくて。
これで心置きなく成仏出来る。ムワッハッハ
猫死我生。
それまで、札幌在住のくせに鹿児島生まれでスキーと言うものに全く興味の無かった親父が、いきなりスキーを始めた。
始めたばかりの親父なんて、平地で動いても居ないのにスッテンコロリンの連続。笑えた。
オラ達も当時の学校では体育の時間にスキーは有りましたが、その程度。札幌でもそんなにメジャーなものでは有りませんでした。中には小六ですでにSAJ2級持っている奴も居ましたが。
その後、親父のスキー熱はエスカレートしまして、毎日藻岩山へナイターに行き出しました。
当時は金の要るリフトなんちゅう物には一切乗りゃしません。1分滑ったら20分スキー担いで徒歩で登るのです。
余談ですが、当時の札幌ってね、わずか5分リフトに乗っててじっとしているだけで凍えちゃうんです。マジで。全身白い氷で覆われて、冷凍庫から出てきた人みたいなんです。凄い所で生きていたものです。
は、置いといて、
親父の技術UPはそれはそれは情けないものでしたが、連れられて行ったガキ共であるオラ達の滑りは素晴らしい物に成りました。長じて兄弟共に栂池でスキーパトロールを数年のバイトとはいえ生業にする程です。
母校、札幌市立白陽小学校の隣に消防の訓練学校があり、夏は消防車の訓練用に小さな人造の山が有った。高さ5メートル位。よく自校に有る例のスロープ。
冬に成ると雪が積もって、ガキ共の格好の遊び場。当時は竹スキーです。
竹スキー・・・
何と表現しましょうか、全長40センチ、巾5センチ位の竹の、先端10センチ位を炙って手前に135度反り返らせて、勿論下に凸です。(てか、丸)後は何にもなし。人間の足は2本ですので、そいつを2つ。
そこに子供達はゴム長で乗っかるだけで滑るんです。殆ど曲がれないし、5メートルの高さを滑り切る事も出来ません。途中でスッコロガる。ガハハ、短いこの時間がホントの「デサント」(滑走と言う意味らしい)のFAN!楽しかったです。
そこへスキーを始めたばかりの親父は大人気なく本物のスキーで滑り出したのです。勿論オラ達も。
当然アッと言う間の短さでとても満足出来る物では有りません。2回ターン出来ればいい所。すでにその位は出来ていたオラ達兄弟にしてみればタル~のですが、何せ人生初めての親父は地べたに勾配が付いているだけで恐怖です。↑の様な事情ですから。
そんな時期、ヤハリその「消防山」(オラ達はそう呼んでいた)に来る親父が他にも居たのです。
で、曲がる時には谷足と山足でどちらが先に出ているべきか?の話に成りまして、彼曰く、谷スキーが前へ出ているべき!との主張。
エェ~~生理的にも感覚的にも理解できません。
おおよそ今の全てのスキーヤーで、ターン中に自然に谷スキーが前に出ている人なんて居ません。
で、落ちはこうです。
あれから43年。
43年経って今さっき何故か閃きました!
彼が言わんとしていたのは、テレマークスキーの事だ!!
多分彼も「消防山」に来る位だから初心者。誰かに聞いた話だったのでしょう。
確かにテレマークだと山足が引かれる!!
hiroperorinさんと海猫さん位しか解らない話で申し分けないです。生きているうちに話して置きたくて。
これで心置きなく成仏出来る。ムワッハッハ
猫死我生。