スキーブーツには必ず有るのねん。ブーツセンター。ソールに有りますから見てみてください。


スキー板を買うと、ここにも必ず有るのです。センターマーク。ビンディングはこの2つを一致させるように取り付ける訳です。

何でだ??

つまり、スキーの板は前後左右に「そこ」を踏ンジバルト、アハ~~ン・・・とそっちの方に走っちゃうように造ってあるのです。
アァ~~~レ~~と気持ち良く走るのは「そこ」を踏んだ時だけです。90%のスキーヤーは「そこ」を踏めていないんです。殆どの人が後頃。後ろに乗っている。重心2センチ超えたら恐らくその板の性能の半分も出せないでしょうね。ましてや殆どの人は20センチも後ろに乗っているかと・・・・・


昔はアスペクトレシオ(縦横比ね)の低い板(ほっそりした奴ね)で、それでもちゃんと意味の有るカーブは付いていた。後は個人の技術でそのカーブを使って「切って」居たんですね。その技術の深さ・・は・・・言いますまい・・・(実はオラも出来ない・・・)


今はね、テクノロジーの進化で誰でも『切れる』スキーが出来るようになったのです。


オラ達の頃は、いかに技術で長い板を「切る」かが目標だったのです。何故長さに拘ったか?長い方が速かったからです。

何故「切」なのか?切れないとズレルのです。ずれるスキーは忌嫌われておれました・・遅いから。

最近は板のハイテク性能UPでWCでも短い板で済んでます。これこそマテリアルの進歩!短くても速いんです!





で、お題目にしたのは訳が有ります。

て事でマテリアルは完璧なんだけど、根本的なことですが、じゃぁあんたホントにブーツセンターに乗れとるか???

アハハ・・・ここに乗れる人って実は殆ど居ないんです。ここにいかに乗れるかがスキーヤーの永遠の悩みです。多分究極のね・・・

皆様の思う位置よりう~~んと前方です。重心を前にするには脛の前傾です。これ秘訣。有料です!ハハハ。3万!!





ここで怖いのが急斜面です。

基本は同じです。どんな斜面でも重心位置は「斜面」に直角です。これ大事。
怖いです。きつくなってくると、落っこちそうなりますし、恐怖で腰が引けます。
でも何時も「斜面に直角」が基本です。後頃するほど実は体重のメリットの効率が落ちるのです。



話を変えて、30度の斜面で滑落したとしましょう。

片や斜面の上側に上体逃れるように腹ばいになって手で捕まろうとして・・折角スキー履いているのに使われていません。でも、普通の人は99%そういう姿勢に成ります。オラも。

間違いなく滑落します。


一方、斜面に上体が直角になるようにスキーのエッジを立ててこらえる。

皆さん。30度の斜面って凄いですよ。まさに恐怖の世界です。
そこでプラス90度だから。でもその角度が一番効くんです。自分の体重を最も効率よく使おうと思うとこの角度なんです。これが斜面に90度ね。勿論身体もクノ字に成ります。斜面にあがらう形でね。クノ字に90度に成って居なければ成りません。

120度だと思いませんでしか、それじゃぁ自由落下です。頭の角度は実は90引く30で60度なんですよ。気楽に耐えられる角度じゃないですけど・・・・立っていられない角度でも無いんですよね。

そんでさぁ、あぁ助かったぁ、良かったぁって身体鉛直に起すとまたザァ~ッと流れ出す訳。
で、また斜面下側に身体を倒して斜面に90度であがらうと・・・止まるかもしれない・・・・













何処まで行っても、基本は前後にはスキーセンター(ブーツセンター)を踏むこと。斜面に対しては90度で居る事。これがスキーの基本だと思います。
そうすればスキーって楽ですよ・・・・遭難してパニクッた時もね。

どんな雪面でも思ったようにクルックル回って。筋肉痛も解消です。ハハハ。
って、オラは出来ないけどね・・・・・










猫飯糞寝。