アメリカ発の金融パニックがつずいております。




ひょうたん島さんのページで書いた事が有るんですが、そもそもこの金融資本主義自体をを止められない物か?と。

しかし、この金融システムは産業革命以来ワーク(実効性が有った)してきたシステムだったのは事実です。
世界大恐慌やブラックマンデーも難なく飲み込んでこなして来たのですから。

でもオラから見ると、ギミックにギミックを、嘘に嘘を、もっと言えばインチキにインチキを重ねてきた経済社会の発展です。

まさに「砂上の楼閣」ってのがピッタリだと思います。

そんな危なげな物の上に全ての経済システムが乗っかっちゃって居るのです。

銀行も、生保損保含めて保険も、年金までもが・・・


ナハハ、俺は株も持っていないし、別世界の話だぁ・・と思っている貴方、実は貴方に直結しているのですよ!




長い目で見て確かに世の中はインフレーションです。
50年前は1銭で飴玉が買えましたが、今では1銭はもはや通貨としての意味を持ちません。

でも、インフレが当たり前だという概念も???じゃないですか?

将来ずっとインフレ(土地や建物の不動産価値は上がりつずける!という前提でサブプライムローンは組まれたのです。その根幹が崩れてしまって今の大パニックが起きている訳です。10年前に日本が経験しているのにね。)がつずくのでしょうか?




もっと実体経済に重きを置いた社会に成らない物かと・・




例えば米を考えると、この日本ではもっと(3割増し?)の米を生産する「土地」の能力が有る訳です。でもそれを支える手間(人件費)がこのシステムの社会では出て来ない訳です。だから減反。離農。

今ならまだこの土地の力を使えるのですが、遅れれば遅れるほどこの土地の力がそがれて行って、食料依存率100%の国家に成りかねないのです。

土地の力は今ならまだあるのです。

何でも安いからアメリカから買うといった、金融「至上」主義になってはいけません。

何処から手間賃を出すのか?低コスト?大規模化?高品質?付加価値?
残念ながら全てトライ済みなんですねぇ。さらに次は?まだあるはずです!希望的観測ですが、絶対にまだ有る!諦めるな農家!!







経済評論家や学者の方々もこの一連のパニックで、そろそろちょっと嫌な感覚を得ているみたいで、ここ80年も90年も培ってきたそのシステム自体に今頃に成って疑問を持ってきたようです。(最近の報道を見て感じるのです・・)。
オラは何をどうしたらいいかは全く解からないのですが、このシステム自体に以前から疑問を感じています。












さて、問題はその次なんです。







じゃぁ、どんな経済システムなのか?




まるで想像が出来ません。




もはや我々の頭の中にはこれまでのアメリカ型の金融資本主義しかイメージ出来ないのです。それしか経験してこなかったのですから当然です。


ものを買うときは金を払う。物を売る時には代価を得る。
預金をすれば金利が付く。金を借りれば金利を取られる。
安く買って高く売る。

誰が聞いたってそれっきゃない話で、これ以外には無いんです。

今の当たり前の社会です。

これってそもそも洗脳されて無い?ホントに世界はそれだけで全て?




そうじゃない社会って???




例えば一時失敗しましたけど、共産主義です。システムとしては侮れない代物です。何十年もの間、人の血まで流して否定されました。いわゆる赤狩です。





金を借りても金利が付かない。食い物がタダで手に入る。家賃もタダ、税金もタダ。

極端に言えば、牛乳を買ったら200円くれる。
そんなこと有り得ませんよね。

なら、通貨自体の存在価値が無意味に成っちゃう。
じゃぁ、通貨なんか要らない。
買う度に増えちゃうんだから。

全部タダで国家が支給するから、お前らその分働けよ!というシステムです。(ところが実際にはその分よう働けんかった・・・)



これを実現しようとした連中が現実に居たんです。マルクスはマジでこんな事を考えていたのです。究極の相互扶助です。


別に共産主義に成れというのでは有りません。オラも共産党員でも有りません。

実際現実的にはこのシステムは何処かに無理が有ったのです。

何でだろうね?

結局、鼻先ににんじんぶら下げられないと人は走らんって事か。ならば、にんじんさえぶら下げれば走るって事だけど・・・・ソビエト共産党はぶら下げるにんじんすらも買えなかったって事ですね。で、崩壊っと。いいシステムなのになぁ・・・

アメリカでは出来高で何億もの給料取る奴がいるのにね。(反面ワーキングプァが山ほど。答えはここかぁ。人は押しなべて怠け者だと言う事ですね。だからソビエト共産党は見込んだ利益を実際には出せなくて崩壊したって事か。)
いや、今解かりました。つまり5000万ぶら下げると10走るけど、1億ぶら下げると100走るって事なんでしょうね。(対数か・・)





今までのシステムが破綻しようとしている今、次のシステムは?と問うて居るだけです。










出て来るはずが無いと思います。




結局今のパニックを適当に修正して、今のままでしょうね。アメリカの得意なウソッパチ金融工学で。
後にノーベル賞を取るような経済学者さんがまたインチキの上塗り理論を開発展開します。

そいで、そいつを追認したゾロゾロ投資家(オラの事ね)達が市場でマネーゲームを繰り返す訳です。

あぁ、こんな事しか出来ないのか・・・オラ達は。(それで十分だべ・・・)







オラ的には今の金融システムの中で相場を張って生きて行こうと思っています。このままで無いとまずいわけです。
まだ下手ですから今回はこの大下げをよう取りませんでしたが、上手い人達は大儲けしているはずです。それこそ我が世の春です。短期間で。あぁ羨ましい。

でも、明日も明後日もチャンスが有るんです。相場には。
何時だって誰にだって100%平等にチャンスが有るんです。
こんな平等な世界って他には無いでしょ?(ただし、勉強しない人は90%のカモに成ります)



オラの究極の恐怖は今後一切の人がマネーゲームに参加しなく成って、(個人投資家も、ヘッジファンドも、機関投資家も・・・)値動きが一切無くなる事です。


今の金融資本主義がつずく以上それは考えられない無理な注文なんですけどね。


例えばヘッジファンドが市場に参加し無いと成れば稼ぐ場自体が無くなる訳で、客から預かった100円を100円しか返せない。有り得ない。自分とこの経費引いたら赤字だ。

生保も銀行も年金も利回りを作れない。だからイヤでも参入して来ざるを得んのですね。


じゃぁもっと踏み込んで、儲からないんならヘッジファンドなんかやめちまえ!
おぉ、ようガス。止めたるわ!

クズみたいなヘッジファンドは何時でも止めれるでしょうが(訴訟付で)、三菱東京UFJ銀行と成るとそうは行かない。

客先への普通預金や定期預金の利回りは固定で保証している訳で、何としてもその分は稼がないかん。どうしたって市場に参加せざるを得んのよねぇ・・




オラも含めて、相場師の稼ぐ場は市場なんです。大間のマグロ取りの魚場と同じ。
出て行かなければ一切何も得られないのです。
出て行って仕掛けるだけでアラケニャアリスクを負う訳です。(油代とか、落水事故。オラの場合は証拠金。)マグロ漁船が負うリスクと同じです。
命を掛けて仕掛ける訳です。
時には1本も揚がらない時もある訳です。ってか、オラの場合はしょっちゅう。

中には1年間で1本も揚げられなかった漁師も居るそうです。テレビで見ました。
それでも次の日船に乗って出て行く。
プロだなぁと思いました。
これがプロです。

やりつずける事。
諦めない事。
自分に自信を持つ事。




そう言えば清原もCMで言っていたなぁ、「絶対負けへんコツ、教えたろか。勝つまでやめへん事や!」











一騒ぎした後は、世は事も無く・・・・










一般の社会生活をしていらっしゃる方々の全ての経済活動に対してですが、全く違う人間本来の生き方が有るかもしれないと思うのですが。
これしかないと思い込まされている一般の経済社会概念とは全く別の世界。

例えば南の島で自給自足とか・・・



















猫飯糞寝。