






夜中にF1とエアレースを見ました。
ホントに人間って危ない事が好きだよねぇ。
最近のF1は5Gコーナリングだそうで、オラ達の現役の頃より1G増えたみたいです。
オラが乗っていたレーシングカートは上から2番目位のクラスだったので2Gコーナリングと言われておりました。その上のチューンドクラスはハイグリップタイヤを履いて3Gコーナリング。当時F1は4Gコーナリングと言われていました。
そんな2GコーナリングのマシンでもGのきついカーブだと外側に倒れた首が自力で真っ直ぐに戻りません。
ちなみに皆様が乗っている自動車という奴は0.1Gコーナリングでタイヤがブレークしてスピンします。良くある市販車改造クラスのレースでメーカー掛りで何千万も改造に使っても鉄のボディーがかぶった車は0.2Gまでのコーナリングにしか耐えられません。
いかにフォーミュラーカーのポテンシャルが高いか、乗ってみないことには想像も付かないと思います。
要は、最初からレーサーとして造ればこれだけのポテンシャルが有るということですね。どう逆立ちしたってクルーザーがディンギやウィンドにスピードで適う筈が無いのも同じかと。
それが何と、エアレースの加速Gが12Gだというのだから驚き!(立て向きですが)
Gが掛かって何が怖いかというと、脳内の血液が重力加速度で偏ってしまって、意識を無くすんです。目の前が暗くなってきて、フッ~と良い気持ちになってくる。こいつがブラックアウトという奴で、戦闘機乗りとか宇宙飛行士が訓練するのはこの為です。
オラ昔に弟の、たかがナナハンの加速で一瞬気が遠く成りかけた事が有ります。弟もしょっちゅうなると言っていました。今のV子の方がよっぽど強烈に加速するんですが、V子では成りません。Gの強さだけではなくて、Gの盛り上がりグワイにも関係しているような気がします。
10年前のオラの写真です。デジタルソースが無いので、写真を写真に撮ってみました。若いわ!!
・125ccのモトクロッサーのEGを積んだクラスで、ミッションもクラッチもある、カートとしては異例なクラスです。
本来の最高峰(全日本クラス)の100ccチューンドEG、ミッション無しと同じ位の馬力で(40馬力位)、ミッションやら水冷システムやら、重たい分だけ最高峰よりは遅いです。(いかに重量と言う物が大きな要素なのか!)
・華やかな全日本ミーティングの時の写真。フォーミュラリブレと言って、JAFの正式クラスではないので、年に一回ランキング上位者による全国大会が行われていました。参加しました!!
緊張のスタート前のコースインにも何だかVサインでオチャラケて居ますが・・・
・瑞浪レイクウェイの1コーナーに全開で(140キロ位)で突っ込んで行くレイさんです!
・勿論、バトルもします!!
周りはみんな20、30代の若いし。オラ一人40歳でした。
で、この年エントリー出来た人間の中で(全国各草レースでランキング上位じゃないとエントリーさえ出来ないレースですからね。)オラが最高齢。
つまり、決勝が何位だろうが(74台中32位だったかな?しかも予選でD1に残ったんですよ。台数が多すぎて、予選で落ちた連中でもレースやりやがって、トロフィーとか出してやンの。そんなら予選落ちしてD2のトップで走った方がよかったか?)、エントリー出来た時点でこの年のこのクラスの40歳以上日本一はオラなのね!!
実は翌年もエントリーした時点でもう2人41歳が居まして、予選ではオラがダントツのどべ。
でも決勝、41歳野郎は2人ともクラッシュリタイヤ。またしてもオラがレースリザルト上日本一だったんですねぇ!ハハハ
単なる言い掛かりです・・・ナハ
猫飯糞寝。