この育毛ブログでは
髪を生やすためには
下半身を温めて
頭の熱を取る
頭寒足熱(ずかんそくねつ)に
すればいいと
しつこくお伝えしています
頭寒足熱というと
「頭の熱を取ればいい」と
思われがちですが
大切なのは
足熱(そくねつ)という
下半身の温めです
頭寒足熱の
「足熱」と聞くと
足もとを温める
イメージがありますが
いちばん大切なのは
お腹の温めです
お腹と髪の関係が
重要なのは
抜け毛や白髪
縮れ毛や細毛が
頭のどこに多いか
お悩みを聴くと分かります
たいてい
胃腸と関係の深い
頭頂部の抜け毛が気になる方が
圧倒的に多く
次に多いお悩みの
顔周り(前頭部)は
自律神経の場所なのですが
ここも
胃腸が弱ると
自律神経が乱れて
抜け毛が増えます
つまり
ほとんどの抜け毛の原因は
お腹が冷えて
胃腸が弱っていることなのです
なぜ
胃腸がそんなに大切なのかというと
理由は2つあります
1つは
免疫細胞の7割が腸にあり
胃腸が弱っていると
免疫が低下し
あらゆる心と体の病気に
なりやすいからです
じっさいに
頭頂部の抜け毛でお悩みの方は
疲れやすく
風邪をひきやすかったり
体調不良のある方が多いです
もう1つの理由は
胃腸で食べ物を消化するのに
大量の血が使われるからです
血は細胞を作って
体を治したり
髪を作ったりするのですが
ほとんどの血は
胃腸で消化に使われるので
冷たいものや
生もの
油っこいものといった
胃腸が嫌うものの食べすぎは
抜け毛を増やします
とくに
体質改善の育毛の基本である
中医学(中国の医学)では
髪は
腸で余った血で作られると
言われているので
育毛のためには
何かを食べるより
食べ過ぎない・
飲み過ぎないことが
重要なのですね
また
中医学では
宇宙にあるすべてのものを
5つに分けて考えるのですが
臓器と方角の関係をみると
胃腸は中央に位置します
(↓黄色「胃」の部分)
つまり
胃腸は全ての臓器の
中心的な存在で
胃腸が弱ると
心臓や肺 肝機能 腎機能など
すべての臓器が弱ると
考えられています
今でこそ
胃腸をととのえる健康法が
さかんに言われていますが
中医学では
胃腸の大切さは
紀元前から言われてきたので
奥が深いですよね
なので
髪を育てたければ
お腹を冷やさないこと
胃腸をいたわることです
冷たいものや
食べすぎ・飲みすぎをひかえて
よく噛んで食べること
そして
腹巻きは
お金を使わずにできる
最高の育毛法です
お腹をいたわって
髪を育てていきましょう
<目がお疲れの方は音声版をご利用ください>