自己犠牲が強すぎる女性は
髪が生えにくい
その理由を
私の経験からお話します
頭皮博士おのれいこは
結婚も育児も
したことがありません
栃木にいる兄夫婦は
実家の近くに家を建てて
住んでいるので
母のことは
兄夫婦に
まかせきりです
なので
前回のブログで
親ごさんや
パートナーやお子さんを
優先するあまり
自己犠牲が強すぎる女性は
体質改善の育毛をしても
髪が生えにくい
と お伝えすることに
ためらいがありました
(前回のブログ)
1人暮らしをしている
私が言うのが
おこがましい
という気持ちがあるからですね
ただ
今までの経験上
お客さまが
家庭や仕事が
あまりにも忙しく
心に余裕がない時は
育毛の効果が
出にくかったので
せっかく
私をたよってくださるお客さまが
気持ちも体も楽に
健康になって
髪を育てていただきたいので
私の体験として
仕事が忙しすぎて
心も体も
ボロボロだったころのことを
お伝えします
今から5年前
2019年に
知り合いのまったくいない
大和村
(やまとそん 奄美大島)で
村に1軒しかない美容室を
オープンしました
知り合いがゼロからの
スタートだったので
食べていけるはずもなく
2年半ほど
アルバイトと本業を
かけもちする生活が
続きました
アルバイトは
週5日勤務だったのですが
小さいお子さんのいる
アルバイトさんから
とつぜん
「子どもの体調が悪いから
仕事を代わってください」
というお願いが
しょっちゅうきて
その方に代わって
ほとんど
週6~7日勤務が
あたりまえでした
少しずつ
お知り合いや村の方からの
カットのご依頼や
島外からオンラインで
頭皮カウンセリングのご依頼が
くるようになっていたので
休みなんて ありません
朝8時半からのアルバイトの前に
仕事をして
17時にアルバイトが終わったら
すぐにまた仕事
月に1日
休みがあるか無いかという生活が
2年ほど 続きました
もともと
人に頼られて
感謝されることに
幸せを感じる性分なので
お願いされると
期待に応えたくて
無理をしてでも
がんばるところがあります
最初は
アルバイトを代わるのも
小さい子がいる家庭だから
助けてあげようと
思っていたのに
今日は ようやく休めると
思っていた朝に
とつぜん「仕事を代わって」と
言われるたびに
私はこんなに
働いているのに・・・と
仕事に出られないアルバイトさんを
逆恨みするようになりました
村の人から
とつぜん
「明日 カットをしてくれない」
と言われると
アルバイトしていない
わずかな時間をぬって
疲れた体をひきずって
カットをすることになるので
いつもお世話になって
仲良くしてくれる人なのに
だんだん
顔を見るのが
嫌になってきました
体にも
いろんな不調が
出はじめたのも
開業して
1~2年のころです
もともと
地震が来ても気づかないくらい
眠りが深かったのに
開業してから
ぐっすり眠れる日は
ほとんど なくなりました
疲れているのに
夜になると目がさえて
眠れなくなるのです
日中は いつもだるく
疲れ果てるまで
働いているのに
どんどん太って
からだ中 むくんでいきました
開業して2年のときに
全身が かゆくて
眠れなくなり
がまんできなくなって
とうとう病院に行きます
漢方のお医者さんに
言われました
疲れすぎです
エネルギーを全部
仕事で使い切っているので
眠ったり
食べ物を消化したり
肌をつくったりするエネルギーが
ぜんぜん足りていません
だから
眠れないし
どんどん太るし
カユミがとまらないんだと
納得しました
その後
アルバイトさんの代わりは
無理をして
出勤しなくていいことになり
私の休みも
増やしてもらいました
また お客さまにも
ブログで
ご予約は2週間ほど
お待ちくださいと
呼びかけたら
「待ってもいいから
おのさんにお願いしたい」と
協力していただけるように
なりました
そうすると
体の症状も
少しずつおさまってきて
人を恨んだり
嫌だと思うことがなくなり
人に喜んでもらうことが
また幸せに感じるように
なりました
全部自分がやらなきゃいけない
人に頼れないと思っていたけれど
協力してくれる人
待ってくれる人は
ぜったいにいるし
仕事や
ご家族のことは
大切なことだからこそ
苦痛であってはならないし
心からの
喜びがないと
幸せじゃないと思うのです
もういちど
お伝えします
自己犠牲が強すぎる女性は
体質改善の育毛をしても
髪が生えにくいです
生活や
心が不安定だと
髪のおおもとである
体の不調が
なかなかとれないからです
ここまでお読みいただいて
今されていることが
自己犠牲になり過ぎていないか
考える
きっかけにしてほしいです
自分をいたわることができる
心も体も健康な女性が
増えたら
家庭も会社も
世の中も明るくなります
髪をとおして
体と心を見直すことで
周りを明るくする
すてきな女性を増やすために
この仕事をしています
<目がお疲れの方は音声版をご利用ください>