1週間くらい

指がはれて

とにかく痛くてかゆかったので

 

虫刺されの薬を

たっぷりぬっていたのですが

 

 

 

 

 

 

治ったころには

指の皮ふが

だいぶむけていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういった

虫刺されや

かゆみに効く薬は

強力なんですね

 

 

 

 

 

 

その薬の成分を見ると

プレドニゾロンと

表記してありました

 

 

これは

合成副腎皮質ホルモン製剤といって

いわゆるステロイドです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステロイドというのは

私達の体内でつくられる

ホルモン

 

 

かゆみや痛み

皮ふのはれなどをおさえたり

免疫のはたらきを抑えたり

といった効果があります

 

出典 永楽堂薬局

 

 

 

 

 

 

もともと体内で作られる以上に

合成したステロイドを塗ると

効果てきめんで

 

 

かゆみや痛み はれなどが

やわらぎます

 

 

 

 

 

 

 

 

なので

虫刺されや じんましん

あせもだけでなく

 

頭皮しっしんやアトピー

脂漏性皮ふ炎による抜け毛にも

ステロイド系の薬が

よく処方されます

 

(ステロイド系塗り薬の一例)

 

 

 

 

 

虫刺されのように

 

短期間で集中して使って

症状がよくなったら

やめるのであれば

とても良い薬なのですが

 

 

 

 

頭皮しっしんや

頭皮の脂漏性皮ふ炎は

血流のとどこおりや

免疫力の低下が原因なので

 

 

根本である体をたださないと

薬だけでは

なかなか治りにくく

 

 

薬をやめたら

再発することも多いです

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

ステロイドを

長期間使うと

 

皮ふが薄く硬くなるという

副作用があります

 

 

 

私が今回

ひんぱんに使って

指の皮ふがむけたのも

副作用が考えられます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脂漏性皮ふ炎と診断され

強いステロイドを

長期間使っても

抜け毛と頭皮のカユミが

治らずに

私をたよっていらしたお客さまは

 

 

体質改善の育毛をされてから

半年で頭皮と髪が

再生されましたが

 

 

 

 

 

 

2年経過した今でも

ひんぱんにステロイドを

塗っていた場所は

 

 

頭皮が薄く

つっぱるような

刺激を感じやすいです

 

 

 

 

 

 

これは時間をかけて

皮ふを再生していくしか

体質改善ではできませんから

 

 

ひきつづき

頭皮とお肌のお手入れを

続けていただいています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなことを書いて

怖がらせようというのでは

ありません

 

 

 

 

 

すぐに肌が はれて

かゆくなる

頭皮博士おのれいこは

 

ステロイド入りの薬がないと

生きていけないし

 

 

ステロイドは

すぐに効き目のある

すばらしい薬です

 

 

 

 

 

 

 

お客さまでも

アトピーや しっしんがひどく

つらい方は

 

 

育毛中でも

頭皮といわず体に

ステロイドや薬を使っても

だいじょうぶと

お伝えしています

 

 

 

 

 

 

かゆくて痛くて眠れないよりは

ステロイドでカユミを鎮めて

眠れる方が

 

体と髪のために

良いからです

 

 

 

 

 

 

ただ

長期間にわたって

大量に使う副作用もありますから

 

 

根本である体を良くして

肌や頭皮を良くして

抜け毛を改善する必要があります

 

 

 

 

 

 

 

そのために

 

いつもお伝えしている

体を正して

髪が生える状態にする

頭寒足熱(ずかんそくねつ)

 

 

 

 

 

 

 

 

皮ふや頭皮は

とにかくこすらないこと

 

刺激の強いカラーやパーマを

避けることを

おすすめします

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

カユミや痛み しっしんが

良くなってきたら

 

薬を少なくしていって

薬にたよらない体にしていきましょうと

お客さまにお伝えしています

 

 

 

 

 

 

 

 

ステロイドをはじめとする

薬のメリットとデメリットを

きちんと知ったうえで

じょうずに付き合っていきましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<目がお疲れの方は音声版をご利用ください>