肌は脳とつながっているので
肌に強い刺激を与えると
脳にストレスがかかり
育毛に逆効果です
頭皮博士の私の知人で
むかし
手荒れに悩まされた人がいます
手荒れで しかも
つねに水仕事をしているので
手が乾燥して
死ぬほどかゆくなり
薬を塗っても おさまらず
ガマンできない時も
あったようです
そんな時 どうしたかとうと
手に
熱いお湯をかけていたそうです
手を傷めつけると
痛みで
かゆみが吹っ飛ぶから
という理由
なかなかに壮絶です
頭皮博士おのれいこも
アトピーがひどく
頭皮のかゆみに 15年
悩まされたので
皮ふを傷つけてでも
かゆみを止めたい気持ち
とてもよく分かります
かゆみが吹っ飛ぶので
シャンプーする時
強い力でこするのが
大好きでした
こういった
ゴシゴシこすって
まさつを与えるシャンプーや
ヘッドスパや
頭皮マッサージ機を使った
強い力で
頭皮マッサージをすることは
手荒れにお湯をかけることと同じで
肌を傷つけ
老化を早めるので
白髪と抜け毛を増やすと
お伝えしました
前回のおさらいですが
皮ふの表面(表皮)には
刺激を感じとる
はたらきがあります
の○○神経終末 とか
~~小体
という部分ですね
硬い 柔らかい とか
熱い 冷たい
痛みや かゆみを
感じたりする以外にも
皮ふは
音や光も感じ取っています
こういったはたらきをする細胞は
脳や神経にもあるので
皮ふは
心とつながっていることが
分かります
また
胎児の時に
皮ふと脳は
同じ細胞から分裂するので
おおもとが つながっています
出典 オブギネ学校
そう考えると
皮ふは
脳や心と同じはたらきをする
意思をもった臓器
といえます
皮ふをこすったり
強い力をくわえると
皮ふにも脳にも
ストレスがかかり
脳が興奮状態になります
ほんらいなら
体と脳がリラックス状態の時に
全身の血流がめぐり
髪が作られるので
皮ふへの刺激は
育毛に逆効果です
体質改善の育毛では
これをふまえて
こすらない
マッサージをしない
すすぎは
体温より低めの
36℃
という
刺激をあたえないお手入れを
てっていしています
アカスリは
良くないんですか?
というご質問も
いただきましたが
育毛を重視するなら
おすすめしません
冒頭の
手荒れのかゆみを
お湯でまぎらわすのと同じで
皮ふの神経が
マヒしていきますから
強い刺激でないと
満足できなくなり
刺激が強くなるたび
脳に強いストレスがかかります
髪は頭皮から
生えているのではなく
体から発生するので
髪のおおもとである
心と体を整えて
髪が生える体にします
ご自分の
だいじな大事な体の一部である
肌を
いたわってくださいね
<目がお疲れの方は音声版をご利用ください>