「・・・食器を流しに放り込んでから、
僕はオリーブ・グリーンのコットン・スーツとなるべくきちんとプレスされたシャツ、
それに黒いニット・タイを選び、
それを手に抱えたまま応接室のエア・コンの前に座った。・・・」
※「風の歌を聴け」原著より引用させていただきました。
30数年前、
村上春樹さんのデビュー作と、
リアルタイムで出会って以来・・・
この一節にある、
真夏のスタイリングが、ボクの何かに触れて、
長い間、頭から離れなかった。
"Unforgettable"
Natalie and Nat King Cole
今ほど、
いろんなモノがvisualizeされていない時代に、
鮮明にイメージ出来たことと、
そのボクの勝手なイメージが・・・
かなり気に入ったから・・・だと思う。
ただ・・・
その後すぐに、いわゆる社会人になり、
まだクールビズなんて、普及していない、
暑い季節も、
スーツ姿で過ごす毎日が当たり前になると、
一回着る毎に、クリーニング屋さんのお世話になりそうな、
コストパフォーマンスの良くない、コットンスーツは・・・
無意識に敬遠され続けた。
で、
年齢も、経験も十分に重ねた2年前、
偶然見つけた、このスーツと出会い・・・
憧れを抱き続けた、このスタイリングを・・・
ようやく試してみる気に。
以来、夏が来て・・・
いくらかフォーマルさが要求される日が、
どんなに暑くても、
「よし、このスタイリングで・・・」って、考えるだけで・・・
なんとか乗り切れる・・・
・・・そう思えた。
そんなボクを勇気づけてくれた、
この組み合わせも、
昨日や今日の、涼しさだと・・・
そろそろ、シーズン・オフだよね。
10月だし・・・ (*^▽^*)
