朝起きると、キレイな青空が広がっていた…
風もきもちいい。
今年は、晴れたな…
なんて、呟きそうになった僕だった。
少しテンションが高いまま、車に乗り込み、
蒲郡へと向かった。
いつ聞いても、蒲郡という名前は不思議な響きをしている。
ライブ会場につくや否や、ホワイトのパスを腕に巻き、入り口から颯爽と入っていった。
去年とは違い、場所も変わって、たくさん出店がある。
どれにしようか目移りしてしまうほどだった…
ステージは、豪華にグレードアップしていて、目を奪われてしまった…
ここでまたもや生まれた感情は、
゛このステージで歌いたい゛
鮮明に感じる想いだった。
…
舞台裏の楽屋へ挨拶に行くと、この日、主役となる3人のスーパースターの姿が見えた。
すぐさま、駆け寄って、
゛おはようございます ゛と
声をかけた…
その時から、感じた…
ただならぬ気迫…
顔は笑っているけど、メラメラと燃えたぎるような、そんなオーラみたいなものを僕は感じた…
あまり近くにいては、集中力を掻いてしまうだろう…
そう思った僕はすぐさま、楽屋をあとにした。
…
ライブ1発目…
HOME MADE 家族…
また歴史に残るスタートを、発起人である本人達が見せつけた…
やっぱすげーや…
スーパースターは…
その後、オープニングアクトから、最後まで、
ライブを立て続けに見ていくことになる。
…
今回の家族フェス…
僕はいつもと違う視点で、このイベントを楽しんでみようと思った。
普段は、ライブをじっと見ている傾向が僕の中にはある…
が、やはりお祭り。
かき氷でも食べてみようと思った。
いつもは、出店に行って、何かを食べたりなんかあまりしたことがない、
でも、食べてみた。
イチゴシロップのかかったやつ…
味はというと、すごくうまかった。
いいもんだなと思う、
かき氷食べながらライブを見れるなんて。
日差しが強くなってきていた…
きもちいい風はやむことなく、吹き付けている…
…
今度は海の見える辺りに行ってみた。
海を眺めながら音が聴こえてくるのも、
これまた気持ちがいいもので、
水平線、浜辺や波を見つめながら、このまま歌詞でも書いてみようかと思えるくらい
熱い気持ちになった…
゛すいませーん ゛
ある人から声をかけられた…
゛写真とってもらいたいんですけどー ゛
無論、僕とではないことはわかったが、
楽しそうにはしゃいでる姿を見ながら、
3、4回、カメラのシャッターをきった…
他のアーティストさんのタオルが揺れる…
゛ありがとうございます ゛
…
゛いえいえ ゛
僕は笑顔でそう答えたが、内心は、まだまだ、
僕は顔も知られてないんだなと思った。
でもそれは気持ちがよくて、悔しさとありがたさに、心は満たされた。
このイベントを通して、
また少し強くなれた。
学べることができた。
それだけで十分だった。
…
ライブは続き…
今度はファンのみんなに会った…
ここ1ヶ月…制作に使っていたため、みんなに会うのは久しぶりな気がした…
゛写真いいですか? ゛
ははは
少し報われた気がした。
ファンのみんなの笑顔をみることができて、安心した。
それが何より大事なこと。
…
お腹がすいたので、ちょっとショッピングモールへ出向いてみた…
昼食をすませ、またライブ会場へ向かおうとしたが、
靴屋に置いてある、ある一足のスニーカーが目に留まった。
アディダス…
手に取ると、凄く軽くて、デザインもかっこ良かった。
そう、実は最近、気に入っていた黒いスニーカーが破れかけていた…
心機一転、切り替えようと思い、
新しいスニーカーに気持ちでも込めるかのように、
サイズを聞いて、僕はすぐに買ってきた…
これからはコイツを履いて、歩いていこう…
これで良いスタートをきれる
なんだか、気持ちが良かった。
…
ライブは続き、夕方に変わった…
少し肌寒かったから、服を羽織る…
僕が学生の頃から、
まだ8㎝CDが普及していた時によく聴いていたアーティスト…
T.M.Revolution
ライブが始まると、僕は圧倒されてしまった…
凄い迫力と、声の強さ…
知らないうちに目を奪われてしまっていた…
懐かしい曲もメドレーを通して聞くことができて、
その瞬間は、学生の頃にタイムスリップしたかのようだった…
いつ聴いても色褪せることがない…
名曲は…
…
楽しすぎる…
フェスって…
…
クライマックス…
いよいよ来る…
あの3人が…
再びステージにあがる…
あっという間に過ぎてしまった時間も残すところあとわずか…
HOME MADE 家族…
降臨…
当然のことだが、会場は、盛り上がり過ぎていた…
去年、豪雨に悩まされ、
2曲しか歌えなかったことを、
僕も覚えている…
でも今年は最高に秋晴れ。
運命、現実は、…変わった。
僕は
゛スターとライン ゛
という曲が好きだ。
今の自分を歌われている気がして…
゛
振り回されてがっかり…
先行きが気がかり…
ジグザグに進む道ばかり…何かしたくて…
探し続け…
心が叫んでた…
゛
泣けてくる…
や、そういう道を苦労し歩いてきたからこそ、そんな歌を書けるんだ。
人の気持ちがわかるんだ…
僕はそう思っている。
゛
誰かが照らしてくれたように
俺もなりたいそんなスターに
゛
答えはもうわかっている。
…
ライブが終わり、僕は会場をあとにした。
帰りの車でまた掲げる、
゛来年こそは ゛。
この気持ちは変わらない。
早く家に帰って、今の自分のやるべきことをやろうと思った。
シン
