自分の好きな音楽を聴けばよいのだ
いいと思った音楽なら
話をしなくたって彼はきっと聴いている
それでもたまに思う
あと腐れなくおおっぴらに彼と
今聴いている
今まで聴いてきた
音楽の話がしたいって
わがままだろうか?
私からはもう行けないから
彼がそんな話を忘れたように振ってくる
夏の出口
電車の中で考える
夢のような話