☆改稿☆【短歌集】飴玉(あめだま) | 詩・短歌ブログ『ぼくらは青い宇宙の子ども』

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こんにちは!
このブログは、自作の詩、短歌などを投稿するブログです!

基本自己満だけど、癒しになったり、共感できたり、ワンダーを感じる一編が見つかったらうれしいです♪

※1首、改稿しました。





『飴玉』




なぜそんなに生きたいのだろう戦場で飴玉探す子供みたいに



信仰と愛垂れ落ちる夜のこと

誰かの嘆きが空に響いた



滅びます なぜなら君の(けが)れてる心を神は踏み潰すので



在るという地獄さりとてチェンバロの響き美し天より来たる



罪という腐った果実(かじ)りつく(ただ)れた果汁胃の()を焼いて



自然こそ素晴らしいって噴火口飛び込んでから言ってみたくて



なぜ自分が存在するのかわからない 神様だってそれは同じだ



それは実に冷たい夜のことでした

(ひび)割れる空の向こうの黒垂れ落ちる



生きていることに意味など見つからず

その羽根はぼくのなので手を放して



そうですか 世界に生まれて良かったね

()歩むあなたは(しろ)き炎だ







23.5.19-6.5