【短歌集】屍(しかばね) | 詩・短歌ブログ『ぼくらは青い宇宙の子ども』

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こんにちは!
このブログは、自作の詩、短歌などを投稿するブログです!

基本自己満だけど、癒しになったり、共感できたり、ワンダーを感じる一編が見つかったらうれしいです♪

『屍』




ほう 君の生産性無き趣味の果て君の屍いかほどになる



意味の無い言葉の羅列 存在の意味の無さよりまだ意味は有り



むだなひとぜんいんころすかみさまのうつくしすぎるりそうのせかい



果ての無い地獄だこの世は神罰を恐れ()いずる蛇共の群れ



地獄にて底に落ちたる被害者を(わら)う私の顔肉()げて



神様の靴裏舐めても天国へ 希望に満ちて祈る人々



天国と地獄(はじ)けるこの世にて水源近くに神の玉顔(ぎょくがん)



神様に反抗しても地獄行きの気配しなくて朝陽が落ちる



痛み無く生きてることを喜んで あなたの地球の宇宙の痛み








23.5.21-26