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このところ、テレビのニュースやワイドショーでは毎日のように加計学園問題を報じている。
更に、前川元事務次官の会見が大きな影響を及ぼし、野党は証人喚問への道筋を付けようと必死である。

加計学園は何年も前から、獣医学部の新設を文科省に働きかけており、安倍政権は規制緩和によって50年に渡る既得権の打破をなし得る予定だったわけだ。
立派なことである。

だがしかし、この一連の流れは非常に不自然と言わざるをえない。
そもそも、既得権の打破を目的とした規制緩和ならば、同じように手を上げた京都産業大学を後付けの条件で袖にする必要性はなかったのではないか。

なぜ加計学園だけが獣医学部を新設できる環境になり得たのか?

そこに『安倍ちゃんのお友達』という印籠があったのであれば、この一連の流れは非常にスムーズに理解できるのだが…。

これらの対応として、管官房長官が会見を行った。
しかし、この会見の内容は子供のケンカかと思うくらいの『人格攻撃』に終始しており、政権与党がこんなレベルなのかと恥ずかしい限りであった。

おそらく、このタイミングでの前川元事務次官の出会い系バー通いの読売報道も、官邸からのリークで間違いないだろう。

なにせ読売は安倍総理から『私の意見は読売新聞を読んで下さい』と言われるほどの報道機関ですから。

正直、前川元事務次官の会見が安倍政権への恨み節だろうが、風俗店通いがどうだろうが、どうでもいい。

問題は内部文書はあったのかどうかである。

政府はこれに対して、文科省への調査の結果『なかった』と回答した。
これを受けての前川元事務次官の『あった』という会見であった。


そして、読売系列の『そこまで言って委員会』という番組でもこの問題を取り上げていた。
番組内では
『既得権打破の何が悪い』
『メモのようなもの』
『"総理のご意向"は加計学園を指していない』
など、政府擁護の意見でまとまっていたが、どのコメントも『内部文書は存在する前提』で語っているのだから笑える。

安倍政権は、これまでも都合の悪い質問には、訳の分からん答弁を繰り返し、矛先を変えるなど、まともに答えることを避けてきた。
これ以上、内部文書の存在を隠蔽することは安倍政権にとってアキレス腱になるのではないか。

私には、アベノミクスによるバラ色経済を煽って勝ち得た政権が、在任中に数の力で好き勝手やっているようにしか見えない。