私は実家の家族とは離れた所に移住して、やっと今 モノづくりを始めている。
独りでやっているので、どんな仕上がりになるのか見えないことが多い。
どこかに弟子入りして独立、という昔ながらのやり方は伝統工芸なら向いていると思うけど、私は自由度の高い技法を選びたかったので、結局独りでやっている。
でも、独りの仕事にはやっぱり不安は付きもので、この問題は仕方がない。
以前、フルタイムの会社員になろうと決めたときは、自由を捨てて安定を選んだ。だから離婚もできたし、その後シンママになった私にとっては、安定はますます第一優先となった。
ほんと安定は神様のようにありがたかった。
だけど、映画『億男』じゃないけど、お金=紙、紙様になっていくんだよね。
上司は紙様を振りかざして圧力をかける。その恐怖を感じたら最後、紙様の奴隷になる。
また、人が大勢いる会社では常に人間関係の悩みがあった。オフィス戦争も勃発した。
これは紙様がからむ時もあればこんちくしょうという感情の問題多めだったと思う。
この世は全て表裏一体という二元で成り立っているから、表だけくださいとは言えない。裏もセットで付いてくる。
英語では、ケースによって(例えば型取りなど)表の面をポジティブ、裏のことをネガティヴと表現する。
だから、ネガティヴは必ずしも悪いという意味ではなく、反対側の面という意味でもある。
独りで仕事をするということは、自由なんだけど不安や不安定が付きもの。
これは本当に仕方がない。
ちなみに、先生は以前論文を書くのが仕事だったのだけど、常にウツ状態だったようだ。
今は別の大学に移り、論文を書く義務から解放される道を選んだ。その後、心から今の職位に満足して楽しくやっているのか私は知らない。
ただ、あの頃の先生が今になって理解できる。
常にこれで合ってるのか?と正解の分からない状態で論文を書き、時間だけが過ぎてゆくように感じたんだろう。
でも、それは実は落とし穴で、本当に書きたいことがいっぱいある人にとっては、論文を書くことほど楽しいことはないそうだ(加藤諦三先生のお話より)
幸い、私には作りたいものが頭の中にはっきりとあるので、不安にめげずにもうちょっとやってみよう🥲