外国暮らしを終え、日本へ帰って来てみて、面白いことに気付いた。
それは、オーラの泉で美輪さんがよく口にしていた「習い性」というもの。
そして前世治療の仕組み。
ゲストが、ご自身でもよく分からずにいつもしてしまう思考や行動パターンについて、「それは前世を引きずっているからよ」とか「前世の習い性なのよ」とか言っていた。
前世ではこうだったから、今世はこんな課題をクリアしようというものをみんな必ず持って生まれてくるらしい。
だから、前世と似たような状況を今世でも迎えて、その習い性を修正して乗り越えないといけないようになっているらしい。
で、私には現在日本で新しい人間関係ができて、ちょっとイジワルな人や怒りっぽい人にも出会ったりもして、
そんな時、“私はあそこに住んでいた頃、あんなふうにして失敗しちゃったけど、もっといい別の方法があるとしたら、一体どうすればいいんだろう?” と考える自分に気付く。
またあるときは、ついつい日本ではマスクで顔が見えないようにしてしまう自分に気付き、顔が分からない方が得策だと思っている自分は、以前の国であんな経験をしたからだ、と自己分析したりもする。
で、あ、これってまさに前世治療のカラクリじゃんと思う。
前世治療とは、自分でも理解し難い行動パターン、思考パターンを改善するために、退行催眠で前世を思い出して治療することなのだけど、
それはつまり、前世を振り返ることによって、自分の物事に対する認知の歪みに気付くことだったり、じゃあ、今世ではどうすればいいのか?と最善策を見つけることだったりする。
私にとってはまるで以前の外国暮らしが前世、現在の日本の生活が今世のようだ。そして、私は前世をよく覚えている。だから課題クリア意識が強く目立つのかも。
それに、あの国を出るときは、私はもうここでやるべきことは全部終わった!何の未練もない!と思ったはずなのに、
今になって、あの道を歩いた自分、あの頃のあのシーンがあまりにもスウィートメモリーすぎて涙が出てくる。
本帰国後に一度戻ったときは、あの懐かしい駅や街を目をつぶっても歩けるぐらいすいすい歩けた。
きっと来世も、この日本や以前のあの国を歩いた時に「懐かしい」と思うんだろう。
私は日本に帰って来てからこんなことに気付いたけど、でも、本当はけっこう多くの人が “生きながらにしての生まれ変わり” をやってるんじゃないかと思う。