土曜日に何となく2回目の「そして父になる」を見ました。初めて見たときは、他愛もない映画だなと思ったんだけど、今回はもうちょっと噛み砕いてみてみました。そしたら福山さんが泣くシーンに同調して泣いてしまった(笑)そして「あぁ、そういうことか」と。子供の奔放な性格って大事だよなって再認識。

さて、映画も切なかったのですが、土日の試合もなかなか切なかった。

入団説明会など、事あるごとに「目先の勝利よりも、個の技術を磨く」を強調し、育成を標榜にしているチーム。ただ、ドリブルだけを重きにしているのではなく、最終的にはパスが必要になると監督も意識していることからパスも有意義であれば積極的に使っていい。その有意義かどうかの判定は「自分がボールをコントロールできるドリブルスピードのなか、前方の視野を確保し、状況判断しているか」ということ。メッシが高速ドリブルのさなか、右左と状況を判断しているのは脅威的だと思いますが、求められているのはそういうこと。

コマさんは今まで開けた前のスペースを使い、速度に乗ったドリブル突破からの得点が武器でした。今はこのチームに入って、武器をいったん解除しています。「もっとゆっくり、ボールをコントロールでき相手に仕掛けられるスピードで」コーチが、何回も繰り返します。その時もコーチから注意され、速度を抑えめにルックアップし、左サイドを駆け上がる選手の前方のスペースに的確なパス。「おお、いいパス出せたじゃない!」コーチも褒める。

速度を抑えて、さらにキープ&ルックアップ。1か月前よりも選手個人個人のスキルは格段に伸びています。ただ、速攻の場面でもスピードを上げずにドリ、そしてドリ。前に進みません。ペナエリアに辿りついたころにはガチガチにゴールを固められているのです。

この土日5試合して、全敗。さらに無得点。。。みんな手を抜いているわけではないのです。必死に頑張っています。前へ前へ進みたいのを我慢し、相手ゴールで湧き上がる保護者の歓声にも耐えて頑張っている。見ている僕のほうが切なくて…必死に頑張るみんなを見て、涙がこぼれそうになりました。決まったポジションはない、長いパスは出さない、ゴールキックではフィードしない、速攻も仕掛けない。ハンデばかりでも、笑顔で頑張る仲間がいる。

「段々できてきているよ、ゆっくりやっていこう。今は負けているけど、必ず追い抜くから。」コーチの纏めのコメントからも悔しさが滲みでていました。

みんなを信じているよ。2年後にみんなで笑おうね。