押尾さんのMDMA事件に関しては、彼沢尻エリカ以上に叩かれてる感があるけど彼個人にはあまり興味がありません。
普通のヤンキー上がりという事かと思われます。別に強盗だとか反社会的な犯罪という訳では無く、亡くなられた相手の女性には気の毒ですが両者合意の下ですので(これは公判で薬物も性交渉も同意してた旨を彼女の「兄貴分」が証言していました。彼女の味方の人間がそれ自体は認めているので真実だと思います。)、違法薬物使用だとか様々な問題を除けば特に好悪の情や倫理的問題を挟む問題では無いと思います。
確かに彼女は押尾氏が適切な行動を起こしていれば命が助かったのかもしれないので、そこは倫理的問題と言えばそうなりますが、改めて押尾氏にそれを期待するのも有意義だとは思いません。
押尾さんは以前「クニミツの政」というドラマに出演しておりまして、その主題歌も歌ってました。
あのドラマはかなり面白いドラマで彼の役も凄く良い役でした。あの役柄と押尾さんを重ねていた者にとっては、その後の彼の横暴な振る舞いにはやや残念な面がありました。
しかも彼歌は上手くないですが、そのドラマの曲も良かった。
そんな事もありましたので、こんな事になって非常に残念ではあります。
そうは言っても「自業自得」だとも思われます。
矢田亜希子さんという素敵な奥様をお持ちなのに、どうしてあんな浮気ばかりするのか理解に苦しむ所であります。
例えばその浮気(この話自体は結婚前ですが)で「食った」相手の１人に平山あやさんというとても美しいタレントさんがいらっしゃるのですが、彼女の自宅前で平山さんに土下座して謝ってる押尾さんの写真が大分昔ですが写真週刊誌にスクープされておりました。
恐らくその状況からして「食った」後で遊びだというのを素直に認めて許しを請うたのでしょう。
先方はそういう気で体を許した訳ではありませんから確信犯と言えばそうです。
因みにこれは押尾さんが「土下座してお願いした(でもさせて貰えなかった)」と言う人もおりますがまず無いと断言できます。
押尾さん程の遊び人がそんな稚拙な事をして「やれる」と思ってはおりますまい。
「土下座してお願いした」なんて考える人は、もっと②女性の心情を理解出来ないと恋人や奥さんにすぐにソッポを向かれてしまうと思われます。
下世話な話ですが、我々男性からしてみると
「矢田亜希子？ 平山あや？ 超ハイレベルじゃん(^^;」
みたいな話で、何と言うか「凄いなぁ(｡･ω･｡)」という感想しか出てきません。
しかも平山あやは実質「ヤリ捨て」みたいな形なので、彼のモテぶりには脱帽です。
しかし矢田亜季子さんは一時期相当ハイレベルな女優さんでした。
人気女優の１位を争うようなレベルだったと記憶しております。
正直演技力も個性もそれ程のモノでは無かったと思うのですが、出演するドラマでは良い役ばかりまわって来てそういったある種の運みたいなものが凄く大きかったと思います。
ところが押尾さんとの結婚、そして彼が大事件を起こし現在に至ります。
今ではかつての矢田さんの輝きの見る影もありませんというのは言い過ぎでしょうか。
しかし彼女がかつて得ていた「名声」は地に堕ちたという事は言えると思います。
押尾さんを配偶者に選んだ事が、どれだけ彼女の名誉に傷を付けてしまったかです。
やはりこの一挙にその地位を喪失する恐ろしさは、芸能界特有のものだと改めて感じざるを得ません。
確かに今回の一連のことは矢田さんの責任では全くありません。
彼女は本人の実力では無しに芸能界での良いポジションを得るに至った面があります。
正直彼女は他の方々に比べて芸能界の苦労をそれ程せずにかなりの所に登りつめた感があるので、逆にそのしっぺ返しを受けたのかもしれません。
しかし今回の押尾事件で彼女は大変な苦労を背負う事になり、これからそれが彼女を本物にしていく可能性があります。正直以前の彼女の演技は「ただやってる」だけで何かが伝わってくる種類のものではありませんでした。
それは演技に活かせるような「感情の経験」が無いからです。「泣く」という演技でも「より深い悲しみ」を経験してる人の方が良い演技が出来るに決まってるじゃないですか。
全然関係無いですがなぜオードリーヘップバーンが優れた女優なのかと言えば、彼女は誰よりもそのような経験を内面に持ってたからだと思います。
これは音楽で曲を作るだとか詩を書くだとか小説を書くだとかでも同じです。
より強烈な感情の経験のある人の方が、表現力に幅があるのは当然です。
それはある意味で他の人よりも不幸な経験を多く積んでる事ですが、それが優れた作品を生むのだと思えば不幸も幸福なのかもしれません。つまり幸不幸は実に相対的なモノである事が解ります。