妄想タイム
正門side
○○さんが医務室に?
あの憎き△△さんが運んだ?
運ぶ途中に変なことしてへんよな??
今すぐにでも彼女の顔が見たい
でも我慢我慢…末澤先輩が帰ってくるのをじっと待つしかない
○○さんの様子を俺から聞いてもエエよな?
俺ら付き合ってるし!
って…先輩に今日、言いそびれてもうた、あちゃー
先輩の高めな声が遠くで聞こえた
正門、ちょっと
末澤先輩に手招きされ、ミーティングエリアに呼ばれた
え?もしや深刻なん?
【心配しないでくれ、って○○さんからの伝言】
喋れるんや、安心した〜
【あと、正門さ、あの人と付き合ってるってホンマ?】
『あ、はい、末澤先輩に伝えようと思って、今日の昼飯誘ったんです』
【へぇー、ホンマなんや!ふむ、なんか、アレやな、ちょっと変な感じやな】
笑ってくれたものの、先輩の表情で分かる…
意識してまうよな、俺ら3人の関係
血縁関係はないけど、末澤先輩は○○さんの弟で
俺は末澤先輩の部下で
俺の彼女の○○さんは俺らのリーダーで
末澤先輩にとってみたら、やりづらいか(^_^;)
【もうしばらくしたら、戻ってくると思うで、横になっとったら、痛みは治まる言うてた】
『なんか変なものでも食べたんですかね?』と俺が聞くと
さぁ、それは知らんけど
と、冷たく返された
『さっき、△△さんと話してましたよね?』
【それな、ちょっと嫌な感じやったわぁ、あの人の弱み握ったったみたいな顔して】と、苛立ちながら教えてくれた
末澤先輩、△△さんのこと相当嫌いだし、余計やな
それから30分ほどして、○○さんが戻ってきた
部長に謝り、△△さんの席に向かってしまった
俺の顔、全く見てくれへんかったなぁ、ちぇっ
○○さんが自席に帰ってくるや否や、末澤先輩が話しかけた
【△△さんになんか言われませんでしたか?】
助けてやったんだから、朝まで付き合えってさ
『え?そんな…』
アカン、心の声が思わず声に出てしまった
○○さんと目が合った瞬間、笑われた
【ウソウソ、そんなこと言われてない】
良かったぁ
【いつでも俺を頼ってこい、って言われただけ】
んー、それはそれで嫌や!
続く
