妄想タイム

設定→気弱だけど優秀な部下


会社に出勤した途端、騒がしい声が私の耳を攻撃してきた

朝から勘弁してくれ

『剃りましたって!剃ったよ、ちゃんと剃ったのに』

【ホンマに剃ったんか??】


末澤くん?何かトラブってるの?と私が半分呆れながら尋ねると

【聞いてくださいよー】

さっきからずっと甲高い声が聞こえとるわ(-_-;)

【正門が髭剃ったって言い張るんですけど、剃ったように見えませんよね??】

あぁー、2年目の正門くんが標的になっちゃってる

あそこまで末澤にキャンキャン言われたら、彼の性格じゃ言い返せないよね

あらら、下向いちゃってるし、正門くん
このままじゃ仕事にならん


正門くんは髭剃った訳でしょ?
清潔にしてるなら、何も問題ないと思うけど

それより末澤くん、机の上のゴミをどうにかしてください

意外にも末澤くんが素直にコーヒー缶などを片付けだしたので、髭いじりは終わり、みんな仕事についた


ランチが終わって自販機に行ったら正門くんが立っていた

『あ、お先にどうぞ』と正門くんが譲ってくれた、また下向いてる、朝の件、気にしてる系だな

上司として、仕事の話をしよう

【もし今、少し余裕があるなら、私が作ってるマニュアルにチェック入れてほしいんだけど、お願いしても平気?】

『僕で良いんですか?』

【仕事が丁寧な正門くんにお願いしたいの】

『はい、頑張ります』と嬉しそうな顔を私に向けてくれた


【やっと目を合わせてくれたね】の私の言葉に、少し照れた正門くんは、また下を向いてしまった


特別に可愛がりたくなる部下がいても、バチは当たらないでしょ

甘めのコーヒーでも飲むかな(笑)


≪元ネタ→関バリでの髭いじり≫