3度目の妊娠が分かった時
過去に2度稽留流産の手術を経験した事により
病院選びについて考えるようになりました。
万が一何かあった時、激痛やサイケデリック!イェイイェーイ!な体験はもうしたくない。
過去記事
★【稽留流産の手術①】
★【稽留流産の手術②】
調べてみると個人病院と麻酔科医の居る病院では使える麻酔の種類に違いがあるとの事。
通っていた個人病院の院長先生は有名大学病院出身で産婦人科医としてはとても信頼していました。
出産費用もほどほど、完全個室、助産師さん優しい、体重管理厳しくない!ご飯美味しい(←これ1番)と評判でかなり人気の産院です。
妊娠5週までに初診予約をしないといっぱいで診てくれない程でした。
しかし、常駐医が院長先生のみの為、
急変やハイリスクになった場合、転院されてしまう事が気になっていました。
若くて何の問題もない妊婦さんならいいと思います。
しかし、40を過ぎた高齢妊婦な私はやはり設備が整っていて人員の多い総合病院が良いのでは?と思うようになりました。
家から通える範囲で…
と調べていたのですが
だんだんエスカレートしてしまい
ちょうど『コウノドリ』が放送されていた事も重なり
すっかり広尾の日赤(スーパー総合周産期センター)で産みたい!!と思うようになっていました。
緊急帝王切開になっても15分以内に赤ちゃんを取り出す事が出来る設備と技術…!!
凄い!!
絶対的安心!!
ここしかない!!!
フンガーー!
鼻息荒く夫にプレゼンした所
『通うの大変だよ?俺は賛成できないなぁ』
と言われてしまいました。
『そう?駅からバスも出てるし電車も直通1本で行けるし大丈夫だよ!!検診の日は夫くんがお休みの日にすれば一緒に行けるし安心じゃん!』
私は食い下がりましたが
『う〜〜ん。。
これから暑い季節だしお腹だって大きくなるんだよね?雨の日だってあるかもしれないし、バス乗り場もよく通るけど結構並んでるよ?
電車だって人混みだしこれからつわりが始まるかもしれないのに長く乗ってると気分悪くなるかもよ?近くの病院じゃダメなの?』
珍しく夫も引き下がりません。
どうやら私に変なスイッチが入ってしまったのを感じ取り、冷静に考え直させようとしていたようです。。
病院が広尾だったらー
帰りにオシャレなカフェでお茶とか出来るしー
渋谷によってお買い物とかー
うへへ
と思っていた心の声がダダ漏れだったに違いありません。
夫は私と赤ちゃんの事を考えて止めてくれていました。
『近所の大学病院じゃダメなの?』
大学病院か〜〜〜〜
いや別にダメって事は無いんだけど先生も事務的で冷たそうだし(偏見)、待ち時間長そうだし、費用も高い!!
そしてどうしても『白い巨塔』や『医龍』のイメージが先行してしまい(テレビっ子)
何となくそれだけの理由で候補から外していました。
ハイ。そうですね。
ドラマですね。
ハイ。すみません
散々悩み、「病院は近い方がいい!!」と言う友達や家族の意見もあり、歩いて行ける距離の大学病院に通う事にしました。
結果これが大正解!!
妊娠初期、後期は2週間おき、臨月だと毎週通う必要がある病院は近いに越した事ありませんでした。
しかも真夏の妊婦だったので尚更です。
待ち時間も予約制なので1時間を超えて待たされる事は無く、
助産師さんや先生たちも想像していたよりはるかに親身で私の大学病院への偏見は消え去りました。
費用もバカ高かったですが
何かあっても安心出来る保険と考えれば納得の範囲でした。
産後のケアも手厚く母乳指導もそこそこに、
もっとこうしたい、ああしたいと相談すればとっても親身に指導してくださいました。
病院は行ってみないと自分のイメージに合うかどうかわからない。
理想と現実、自分に最も必要なポイントは何処なのか?
何を1番優先するのか?
で決めるべきだと思いました。
(当たり前)