前書き

 

シリーズ化するつもりはありませんが、本日の1曲を紹介します。

 

ピーターパンシンドローム / µ(CV:上田麗奈)

 

 

今の私が叫びたいことすべてが詰まっています。

 

ということは今日はギュラの話?

 

ではございません。

 

本題にうつりましょう。

 

わんぷりを一気見した話

 

今日はわんぷりの話です。

 

家庭の事情でニチアサだとか、いわゆる女児アニメというものを禁止されてきたもので。

 

「誰だってプリキュアを観ていい」

 

なんて、当たり前のことに、最近まで気づけずにいました。

 

きっかけは「上田麗奈のひみつばこ」でわんぷりの話題が出た時でした。

 

真剣な感想を送るリスナーと、真摯に応える上田さんから熱を感じて

 

「ほう、それなら観てみるか」

 

と重い腰を上げたわけです。

 

観始めてみれば、これが本当に良くて……。こうやって衝動的にブログを書いているわけです。

 

わんぷりは、動物と人間の関係が前面に押し出された作品です。

 

特に、上田さん演じるまゆと、その猫ユキの関係性が「癖」すぎて、私は苦しいです。

 

まずは、まゆですが、ざっくり言うとスイッチが入ると周りが見えなくなるくらい集中できる子で、ちょっとコミュニケーションが苦手な子です。ハナヤマタで関谷なるを激推ししている私に刺さらないわけがなかろう、って感じです。また、上田麗奈という人間をよく理解しているキャスティングだと思います。

 

これは個人的な恨み言ですが、上田麗奈にはとりあえず近づいてはいけないタイプのヤバいキャラクターを演じさせておけばいい、みたいな風潮があまり好きではありません(最近はGenshin Impactとか、わた婚のおかげで解消されつつあります)。狂気の演技で黒閃を出せる方だというのはわかりますが……。

 

(私のような者が上田さんを知ったような口をきいて申し訳ありませんでした……)

 

そして白猫のユキさんは、うちの飼い猫と生い立ちが一緒すぎて結構心にくるものがあるし、お顔が良すぎる。多感な時期に出会っていたら危うかった……。私は今の子どもたちのことがいささか心配です()。

 

主人公のいろはとパピヨンのこむぎの関係もデカくて、動物を飼ったことがある人には結構刺さるとあると思います。

 

この作品のいいところは他にもあります。私は他のプリキュアシリーズを知らないので最近の傾向というのがわからないのですが、このシリーズが非暴力を徹底していることです。

 

これはネタバレになりますが、敵は基本的に謎の力によって狂暴化した動物です。動物愛護の観点から動物をぶん殴る構図がちょっとまずいという大人の事情もありますが、暴力で問題は「解決」しないということを現代社会に対して声をデカくして叫ぶことに大きな意義を感じます。

 

学校が教えてくれないどころか黙認してしまうくらい腐敗しているからこそ、プリキュアが教えなければなりません。

 

その甲斐あって、お子さんに安心して見せられる作品に仕上がったのではないでしょうか。

 

ちなみに、最初期のOPはEFFYさん、EDはヒゲドライバーさんが作曲されています。

 

楽曲派の皆さん、これだけでも気になるでしょう?

 

君もこちらに来るんだ……。

 

 

 

私は晴れてプリキュアおじさんになってしまったわけですが、女児がいるような場所に突撃したりは誓ってしません。その辺りのゾーニングは弁えているつもりです。

 

それはそうと、シャイニーキャッツパクトってどこで買えますか?

 

今日はここまで。