タグはつけない主義でして、検索かリンクからしかたどり着けない秘境へようこそ。
秋天の1週前展望を出しているのでゆっくりしていってください。
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枠順確定後追記(2025/10/30)
印を出しておきます。スローペースになるも外伸び馬場のせいで内を通った馬に向かない馬場を想定しています。土曜日の平場次第では印パターンを下のものに変えるかもしれません。
◎ マスカレードボール
〇 シランケド
▲ タスティエーラ
△ ジャスティンパレス
☆ ミュージアムマイル
一応前残り決着の場合も載せておくと
◎ マスカレードボール
〇 ホウオウビスケッツ
▲ メイショウタバル
△ タスティエーラ
☆ ブレイディヴェーグ
メイショウタバルの8枠による距離ロスと、芝の良い部分を走れるメリットのどちらが大きいか、土曜までわかりません。
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最終予想追記(2025/11/1)
俺プロに予想を載せました。思ったより内が荒れてないので前残り想定で下の印(展開パターンスロー)想定でいきます。14頭しかいないし、府中・良馬場という主流条件なのでいい感じの穴馬はいません。
新潟記念の内容がぱっとしないので嫌われると思っていたブレイディヴェーグが思ったより人気していたり、ホウオウビスケッツは単勝オッズが低い一方で複勝がよく売れていたり、やはり最近の競馬ファンは予想がうまくなっていますね……。
私の前残り想定の予想が、番狂わせで外れた時の保険で
[シランケド、アーバンシック、ジャスティンパレス]
のワイドくらい持ってもいいと思っているのですがトリガミになりそう……。
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【見解】
このレースは、「武豊の落馬がなく、イクイノックスもドウデュースもいなかったとして、ジャックドールは2023年の秋天を勝てたのか?」 という問題への答え合わせになるでしょう。
ちょっと語弊がありました。今回は応用問題で、ジャックドールが2頭います。
私個人の希望としては、その条件ならジャックドールに勝ってほしかったです。
雑談はさておき秋天を予想する上でのポイントは2つ。
①適切なペース
②マスカレードボールの実力
予想する上での1つ目の問題は前半1000mの通過タイムです。これによってマイラーが来たり、ステイヤーが来たりします。
逃げそうな2頭の鞍上がどちらもベテランなので競り合ってのハイペースにはならないでしょう。1000m通過タイムは59秒速くても58.5秒程度といったところでしょう。
そこで参考になるのがジャックドールが勝った2022年の白富士ステークスです。前半5Fを59.4でまとめて後半5Fを57.7とよどみのない流れで、相手的にも重賞レベルの内容です。
もう一つ参考になるのはレイデオロが勝った2018年の秋天です。上と同じようなラップでキセキが3着に粘りました。
逃げ馬的には府中で59秒は遅すぎるくらいです。このペースなら前残りには期待できるでしょう。これより速くなった場合については下の展開パターンをご覧ください。
もう一つの問題はマスカレードボールが怪物か否かです。
私の所感を申し上げるならば、レースの性質が違う皐月賞とダービーの両方で好走できた馬はクロワデュノールとこの馬だけであり、世代が世代なら三冠もあり得た逸材だと思います。今年は無敗の三冠馬もマイルの女王も伝説級の名馬もいないので3歳の完成度でも足りるでしょう。
気になるのは気性だけです。この前のカムニャックではありませんが、サンデーの3×3なので突然レコードを出すようなすんごいレースをするかもしれないし、見せ場もなく沈むかもしれないので、返し馬を見るまでは評価を保留したいです。
【展開パターン】
パターン①:58秒後半~60秒
発生条件:メイショウタバル、ホウオウビスケッツに誰もちょっかいをかけなかった
→先行も脚は残るので単純な実力勝負となります。前脚質やマイラーが有利です。血統的にはDeputy Minister持ちを狙います。この展開を狙うにあたり注意したい点は馬場状態とトラックバイアスとなります。Bコースはもともと内が傷んでいる上に開催が進むと余計悪くなるので逃げ馬がやや不利になります。造園課によるテコ入れの有無を確かめるためにも土曜と日曜の開催を注視する必要があります。
【中心】(=重めの印を打ちたい馬)
逃げ・先行:メイショウタバル、ホウオウビスケッツ、タスティエーラ
差し・追込:ロードデルレイ(回避が発表されました)、ミュージアムマイル
あらまあ全員Deputy Minister持ち
【穴】(=人気がないようであれば面白い馬)
ブレイディヴェーグ(※調教が良ければ……)
※この展開ならマスカレードボールは抑えまで
※ちなみに、想定する意味があるかはわかりませんが、番手のペースがこれ以上遅くなると、今度はロンスパになってフィエールマンっぽい末脚タイプのステイヤーが馬券に絡むようになります。
以下、コメント
・メイショウタバル
人気薄だった前走とは違い、人気を背負う立場。スローに落としたいでしょうけれどスローすぎるとエイシンヒカリの時のようになってしまい、逆に、あの日曜日の痛みに寄り添えば57秒で飛ばすハイペースも望まないはずです。鞍上の絶妙なペース判断力を信じましょう。先日の毎日王冠のように今の府中なら1000mを58.7秒で行っても残せます。心配な点を挙げるとするなら、この馬は出遅れても掛かって行きたがるというところです。こうなるとペースが上がることは避けられません。マイユニバースの件(あれは出遅れたというよりヨレた馬に蓋されただけ)もありますし、この子はゴルシ産駒なのでなおさらです。出遅れた場合とそうでない場合で全く異なるレースが展開されるため、買う側には工夫が要ります。シンプルに考えたいのなら、ピンかパーの実績を踏まえてアタマで握るか潔く消すかの二択です。
・ホウオウビスケッツ
逃げて粘れて控えることもできる逃げ馬の優等生。血統的にはDeputy Minister系でありながら母方にトニービンやディープも見えており、メイショウタバルより府中特化な血統をしており、それが馬柱的にもよく反映されており府中巧者と見ていいでしょう。
・タスティエーラ
この馬の強みは先行力です。前の2頭が引っ張る展開のおこぼれを狙いたい馬。血統的にもカンパニーとトーセンジョーダンを出したクラフティワイフ牝系です(トニービンは持ってないけど)。昨年の好走はドウデュースに詰め寄られるも追い比べの形に持っていけたのが良かったという背景があります。マスカレードボール前の二頭を呑み込む展開の中、ダービー馬の意地で粘るという展開もあるでしょう。香港も見据えた繊細な調教過程でどこまでやれるでしょうか。
・ミュージアムマイル
アドマイヤテラやロードデルレイと同じキンカメ系×ハーツクライ×フレンチデピュティという総合力のある配合。緩急が穏やかな流れの中で長く良い脚を使う展開が向くと見てこの評価。牝系がHyperionだらけなので本質的にはステイヤーに近く、下の展開の方が向くようにも思われるのですが、総合力があると話したように器用な馬なのでこなしてしまえそう。むしろ瞬発力勝負になってしまうとダービーの時のようにキレ負けしてしまう印象。元々高く評価していたロードデルレイと一緒に来てもおかしくないと思っていたためこの位置です。
・ブレイディヴェーグ
マイル適性はCだけど素の能力が高すぎるが故にマイルを走らされており、使い分けというシステムさえなければ……という馬。脚部不安というデバフを以てしてもエリ女を勝ってしまうのですから素質の底が見えません。この馬の真の適性はアーモンドアイのような中距離タイプです。そしてマイルも走れて中距離も走れるリアルスティールやサングレーザーやサリオス(時代が悪かっただけでここを勝てるポテンシャルはあった)のような馬に一番向くのがこの天皇賞秋。人気が出ないようなら狙いたいです。
パターン②:58秒前半~57秒
発生条件:前2頭が位置取り争いでやり合ってペースダウンができなかった(メイショウタバルがハナを取りきれない場合に行きたがる)
→逃げ馬がギリギリ残るか、ステイヤータイプの馬しか来ません。血統的にはディープインパクト内包がねらい目。他のステイヤー血統はステイゴールド、トニービン。ハーツクライは父系に入るならトニービンとみなしていいでしょう。
【中心】
差し・追込:マスカレードボール、シランケド、ジャスティンパレス
【穴】
アーバンシック(※鞍上が初来日なので未知数)
・マスカレードボール
上でポジティブ要素もネガティブ要素も出したので軽く触れるだけにしますが、この馬の強みはなんといっても祖母ビハインドザマスク由来の絶対的な決め手です。その上、ポジションを取りに行っても最後速い上がりが使えるすごい馬です。また、ブレイディヴェーグは半姉のマスクトディーヴァのライバル。面白い勝負が見られそうです。結局ルメールになりそうな予感。
・シランケド
血統的にはディープとミスプロくらいしか共通項がないものの、戦績を見るとマスクトディーヴァに近しいものを感じます。祖母はブラジルの三冠牝馬Be Fair。Be Fairのレース映像等が出てこなかったので何とも言えませんが恐らくこのスピードがうまく伝わった形でしょう。また、新潟記念3着のディープモンスターが京都大賞典を勝ち、2着のエネルジコが菊花賞馬になったことではっきりしたのですが、この馬もステイヤータイプなのでは? ということでこの位置です。知らんけど。
・ジャスティンパレス
2023年の秋天を思い出してください。この馬はステイヤーが走る展開になると速い上がりが使えるのです。ただ、6歳ともなるとさすがにピークは過ぎているでしょう。カンパニーほど府中適性と晩成要素を感じないのであっても3着な印象。この馬はゲートは遅いのとコーナーでの立ち回りがうまくないので後方で控えるほかなく、最終直線で末脚を爆発させるだけなので誰が乗ってもどの枠でも一緒だと思います。
・アーバンシック
この馬は、今年に入ってから馬場に恵まれておらず、能力をちゃんと発揮できたレースがないという評価です(それにしても負けすぎな印象を受けますが)。ウィンドインハーヘア牝系は走る馬が多い一方でブラックタイドやロカのように難しい馬もいて本馬もその両方を受け継いでしまったのでしょう。この馬もゲートが遅いのが問題で、さらに追い打ちをかけるように鞍上がテン乗りかつ初来日で府中でうまく乗れるのか未知数すぎるので爆穴です。土曜日と日曜日の開催を見て、鞍上が平場で無双しまくっていたら絶対に抑えましょう。ジャスティンパレスが走る展開ならこの馬も走ります。
最後になりますが、逃げ馬が出遅れないことと、全馬が無事ゴール板を通過できることを祈りましょう。