豊田礼人の正しく愛される経営術 -115ページ目

豊田礼人の正しく愛される経営術

レイマック代表で愛される会社経営コンサルタント(中小企業診断士)の豊田礼人(とよたあやと)のブログ。

マクドナルドがコーヒーメニューを拡充すると報道されています(日経 2010年12月15日)。


先日のブログでも書きましたが、ハンバーガー市場は約7000億円で、マクドナルドは約75%(店舗売上5300億円・09年実績)のシェアを占めています。伸ばせる余地は少なくなってきていると見られます。

同社の原田社長は、「喫茶や中食など、当社が事業展開する領域の市場規模は8兆円にのぼる。マクドナルドはまだ1割のシェアもとっておらず、成長の余地は大きい」と述べています。

つまり、ハンバーガー市場は飽和してきているので、それ以外の市場シェアをどんどん伸ばそうという方針です。

その一つがコーヒー市場。

マクドナルドは低価格が注目されますが、味についても高く評価されています。オリコングルメの調査によると、ブラインドテストでは「買いたいコーヒー」の1位はスタバでしたが、店名を明らかにした上で購入意向を尋ねると1位マクドナルド、2位ドトール、3位スタバ となったそうです。

僕もコーヒーは好きでよく飲みに行きますが、マックのコーヒーとスタバのコーヒーとの味の違いはよく分かりません笑。

ただ、店内の雰囲気とカフェとしてのブランド力では、スタバに軍配が上がるのでしょう。

最大手のリーダー企業であるマクドナルドが、ハンバーガー、コーヒー、その他のメニューを充実させ(最近はチキン市場狙っています)も、「全ての年代の顧客に、全ての商品を、どこよりも安く提供する」という全方位戦略をとるのは当然のこと。資金力が違いますからね。

僕たち中小企業が、この全方位戦略をとることはできません。ターゲットを絞り、そのニーズを満たす商品やサービスを提供するニッチ戦略を採ることがセオリーです。

ただ、マックの原田社長の言うように、市場の飽和や閉塞感を嘆くのではなく他の市場を開拓していく(奪っていく)姿勢というのは、我々もしっかり参考にすべきことだと思います。

傾かない安泰はなく、打開できない閉塞はない。(by 易経)

業界リーダーのマクドナルドが地位に安泰することなく、市場の閉塞感を打ち破ろうとしています。

僕たちも見習うことがあるはずです。

頑張りましょう。

応援してます!

●勉強会を開催します。

「29人の起業家に聞いた、成長する人の共通項とは?」勉強会
 日時:12月21日(火) 19時~20時45分
 場所:ウインクあいち(名古屋) 1205会議室
 料金:3000円 (愛P会員は割引、または無料)
 講師:豊田礼人(レイマック)
 定員:25名(お早めに)
 申し込みはこちらから
 前回の様子


大学を卒業後、割と大きな会社に勤めていましたが、毎日毎日が辛くて、いつも辞めよう辞めようと思っていました。

なぜ辛かったのか?

おそらくは、その組織で働くことに将来性を感じられなかったことと、自分の甘さからだったと思います。

資格取得を理由に11年間お世話になった会社を辞め、中小企業に転職した後に中小企業診断士という資格を取得しました。

しかし、資格を武器に起業しようと計画していましたが、いざサラリーマンを辞めるとなると恐くて踏ん切りがつかない。いつもは何気なくもらっていた給料でしたが、これが来月から無くなるかと考えると、死ぬほど恐ろしかったです。

そこで、ひとつの疑問が浮かびました。

他の起業家は、起業する時、恐くなかったのだろうか?

収入がゼロ、あるいはマイナスになることが恐くなかったのだろうか?将来事業が失敗して、離婚されて、ホームレスになってしまうという恐れは無かったのだろうか?、と。

分からないことは、本人に聞きに行けばいい。

そうして始まったのが、経営者インタビューです。

今までに28人の経営者・起業家にインタビューし、記事にして、経営者や起業家、それに起業家予備軍の人たちに読んで頂いています。

豊田礼人の愛されるコンサルタントで行こう


読者の皆様からは「勉強になる」と、毎回暖かいご支持を頂いていますが、最も勉強になっているのは僕自身です。毎回約2時間のインタビューは、とても刺激的で、学びに満ち溢れる時間となっています。

この数々のインタビューから見えた起業家・経営者の成長のコツやポイントを多くの人に知って頂きたいと思い、勉強会(セミナー)を企画しました。

おおよそ事業を起こすには、最初が大切なもので、拙速を尊ぶことはよろしくない。たとえ着手が少々遅れても、精細に考慮調査したうえでこれなら間違いなかろうという処で初めて着手し、努力して事に当たれば、たいてい成功するものである。(by 渋沢栄一)


豊田礼人の愛されるコンサルタントで行こう


経営者や起業家の皆様が事業を起こし、将来に渡って展開していく上で、先人たちの経験を学ぶ機会になればと思い、この勉強会を企画いたしました。

半年前にも一度行ないましたが、勉強会後のアンケートではありがたい評価をたくさん頂いております。

12月21日(火)に名古屋駅前のウインクあいちで。

タイミングが合えば、ぜひお申込みください。↓

「29人の起業家に聞いた、成長する人の共通項とは?」勉強会
 日時:12月21日(火) 19時~20時45分
 場所:ウインクあいち(名古屋) 1205会議室
 料金:3000円 (愛P会員は割引、または無料)
 講師:豊田礼人(レイマック)
 定員:25名(お早めに)
 申し込みはこちらから
 前回の様子




フレッシュネスバーガーが、自店から出た廃油を再利用してつくった石鹸や、有機栽培にこだわったアメなどを商品化し、プライベートブランド商品として店頭販売すると発表しました。

ハンバーガーを食べに来た顧客に、生活雑貨を販売することで、ブランド力をさらに向上させようという作戦です。

先日は、テレビCMで自社をアピールするという発表をするなど、資金的な余力がかなりあるのか、広告宣伝費を積極的に使う方針のようです。

ところでハンバーガーの市場は約7000億円で、シェアは

マクドナルド 75.8% 
モス 13.5%
ロッテリア 4.7%
ファーストキッチン 1.4%
フレッシュネス 1.3%
(2009年度 日経MJ調査より)

となっています。

通好みのハンバーガーで、知る人ぞ知る存在だったフレッシュネス。

最近の動きを見ると、「知る人ぞ知る」から「みんなが知っている」存在へと方針転換し、シェアを拡げることで規模の経済を働かせ、利益率をさらに良くすることを狙っているのだと思います。

当面ファーストキッチン、ロッテリアのポジションを狙うのでしょう。

今後の動きに注目です。