ルネサスエレクトロニクスという半導体の企業の存在感が増しています。
同社の那珂工場が震災でストップしたことが理由で、自動車生産が滞り、その他の産業にも大きな影響が出ているそうです。それほど、市場シェアが高く、代替のきかない重要な企業だったのです。
それなのに、同社の業績はすこぶる悪い。全然儲かってなくて、長い間赤字体質だったようです。
それは、半導体の企画を自動車メーカーなどの買い手側に任せる下請的ポジションに甘んじているからだとか。
下請に徹して、強い下請、ナンバーワンの下請になるというのも、ひとつの事業の方向性として「あり」だと思います。
しかし、ルネサスの例を見ていると、自ら企画しない下請はどんなに高シェアを誇っていても、全然儲からないのだと言う事実。
なんか寂しいですよね。
すごく頼りにされていて、無くてはならない存在なのに、全然儲からないなんて・・・。これぞ貧乏暇なしの最たる例か。
会社の雰囲気を良くするためには、とにかく儲けることである。(by 神田昌典)
ルネサスという会社の雰囲気が良いか悪いかは知る由もありませんが・・。たぶんあまり良くないのでは・・と心配してしまいます。
ルネサスという会社が、日本の根幹的産業のサプライチェーン上、非常に重要な存在であることを知り、
そのルネサスが被災し、今、懸命に復興しようと頑張っている。
重要な会社だからこそ、頑張って復興し、日本の困っている会社を救い、そしてできることなら儲かって欲しい。そしてそこで働く人たちとその家族が幸せになって欲しい。
重要な仕事をしている会社が儲かる社会をこれから作っていくべきだ、とも思う。
いろんなことをつくづく考えさせられる事例でした。
