SWITAR 50mm F1.8 VS FD55mm F1.2 S.S.C | シネレンズとオールドレンズで遊ぶ!

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カメラマンヨッピーのブログ。シネレンズやオールドレンズなどのマニュアルフォーカスレンズをミラーレスカメラに装着して遊び、試写を載せていきます。カメラ界でまことしやかに語られているうわさも再考察していきます。

ALPA SWITAR AR 50mmF1.8
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CANON FD 55mm F1.2 S.S.C.
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タイトルご覧になって疑問に思う方も多いと思います。
あのALPAのSWITARとCANON のFDレンズの対決なんて、ALPAの圧勝でしょう!
当時非常に高額だったアポクロマートの名レンズが国産の量産レンズに負けるわけがない。だって値段も倍以上違うし。でも百聞は一見にしかず。ご覧あれ!
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どちらかがSWITARでもう片方がFDです。
分かったら本当にかなりのレンズマニアだと思います。
でも拡大すれば一発だ!
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あれ?あまり差がないかも!
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驚きなのはほとんど差がないこと。実は全部1枚目がALPA SWITAR50mm二枚目がFD55mmF1.2S.S.C最後の花はSWITARの方が正確な発色しています。アポクロマートだから?もしくはS.S.C.が正確な発色を妨げているのか・・・。でもどちらも好きなレンズです。


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SWITAR50mm F1.8


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FD55mmF1.2S.S.C.


見ていただいたら分かると思います。SWITARの描写はもちろんすばらしいです。そしてこの時代のキャノンのFDの描写、特にこのレンズの描写はすばらしいです。この時代キャノンは世界に先駆けてアスフェリカルレンズの量産に成功します。レーザーによる計測をしながらレンズを研磨することにより従来より格段に研磨精度を上げました。このレンズもそういった技術革新の恩恵を受けて誕生したのかもしれません。現代のEFも普通にこのくらいの精度と描写力を兼ね備えていればなあなんて思ったりしますが、そんなことしてたらキャノンはとっくの昔に倒産してたのかもしれません。世界を相手に採算度外視で勝負していた時期だから作れた製品なんだと改めて思います。


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ALPA SWITAR 50mm F1.8

まだ手に入れて数日ですが、一生に付き合いになると感じさせるほどの完璧な描写です。このレンズを超えるレンズがこの世にあと何種類存在するのか?といったくらいのレンズです。


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FD 55mm F1.2 S.S.C.

SWITARの写りに肉薄するすばらしいレンズです。

僕の知る限り最もコストパフォーマンスの高いレンズです。名だたるレンズに負けない日本代表レンズだと思います。NOCTOニッコールと頂上対決をしてみたいです。