山口県の野犬の子たち
思えばこの子達には何にもなかった
食べるものも居場所も名前もお家も
そんな子達に生きる権利を与えてあげたいと
ガンマンさんはこの子達の表札を作りました
そしてそれぞれの犬舎の入口にかけました
私はこの子達の立派な表札を見て
泣けてきました
今は心閉ざしている子達ですが、
名前のついた家を作ってもらい
いつかきっと少しづつ閉ざされた心が
溶けていくことでしょう
〘 与えよ、さらば救われん 〙
屋根や壁のない子たちには、家を与えればいいい
寒さに震えている子には、暖かい毛布を与えればいい
お腹が空いてひもじい子には、ご飯を与えればいい
名前のない子には、表札を与え生きる権利を主張させればいい。
シェルターにいる子たちは、今まで何かが足りなかった
それは、私たちにしてみれば普通にどこにでもあるもの
それが、この子たちには なかったのだ。
家や毛布、ご飯そして生きる権利・・
普通にあるものが、普通にないとき
どんなに厳しいだろうか、どんなに悲しいだろうか
強い人間が弱い動物にすべきことは
公園で笑いながらこの子たちに石を投げることでもなく
バットや傘を振りかざし追いかけることではない。
ひもじかろうと、ご飯を差し出し
寒かろうと、毛布をあてがえ、出来ればそれを延々と
続けること、これこそ人の道ではないだろうか。
2000の野犬たちを救え!プロジェクトは、そんな普通なことを
これからも継続してやって行きたいと思います。
(写真最後は支援いただいた機材や食品で、頂いているものです)
2000の野犬たちを救え!プロジェクト
ganman