すると突然、カイがさ、さ、さあ～と
トイレの方へ飛んで行きました
寝ていたレフアは
「ん？どしたの？」と振り返って、
「カイ、どした、どした？」と
追いかけます
「カイく～ん！」呼んでもきません
すると変な音が……
おっと～～
リバースしているようです
「カイく～ん、飲み過ぎですかぁ～？」
片付けていると
なんかいい香り～～
あれ～～
グレープフルーツだぁー
そういえば、食べかけのグレープフルーツがない
冷蔵庫にいれようと…
まな板の上において～
まな板の上にはないし～
冷蔵庫には入ってないし～
どこ、どこ、どこ⁈
いつも盗み食いする時にはソファーの上だから～
でもソファーの上にはないし～
ん？でも
なんかある
きれ～いに食べちゃったのね
と、思ったら、ありました、ありました
ソファーの後ろに落ちてましたよ
よくこんなに中身だけ綺麗にとれたわね～
なんにも知らないレフ君…
「クンクンクンクン美味しそうだなあ～」
「ん？なに？なに？」「な～んだ僕が
残した皮じゃない」
「カイ君！今日は現行犯逮捕出来なかったけど
悪いことするから気持ち悪くなるんだからね
「あんなとこに置いとくほうがわるいと思うよ」
でも、ラスティーとシュートはグレープフルーツが大好きで
皮をむき始めると、何処にいても
飛んできたのに…
それにしても美味しいピンクグレープフルーツだったのにぃ～
Reiko
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