思春期と男女の違い | ずぼらママのお気楽育児学

思春期と男女の違い

また湯汲先生のブログ引用に戻ります。青字は引用です。


思春期は、自分の感情コントロールができにくくなる時期です。気に入らないことをいわれると、泣いて騒いでとなったりします。ときにはエスカレートして怒りが爆発し、物を壊すこともあります。

ドアや壁を破る男の子には、現状を打破したい、イエとは違うソトの世界に出て行きたいという願望を感じました。電話などを壊す女の子は、外界との連絡を断ち切って一人になりたがっているように思いました。


なるほど過去を振り返って、我が家では壁・ドアに数か所穴が空きましたので、これは『男子の証』と受け止めればよいのですね。

なんて悠長に言っていられませんが、こう言われると息子がドアを蹴飛ばしたり、壁をたたいたりするのは感情の吐き所としては妥当なラインだったということになります。更にいえば過去に夫が叩き空けたドアの穴も男子として妥当だったとなるわけで・・・(怒り再び)

思春期というのは中学生くらいの頃のイメージでしたが、息子は不登校時代から感情が定まらない時は暴力(というか物に当たる事)が増えました。それはそれはもうこのまま家庭内暴力ってやつに突入するんじゃないかっていうくらいの暴れようで、気持ちを収めるには放置するしか方法が無いくらいひどく、暴れた後の家の中といったら竜巻の後を思わせる状況と言えばお察しいただけるでしょう。

気持ちもトゲトゲし、家の中も乱れ、身体も疲れきっているこちらの様子など気にもしないように、一暴れしてすっきりした息子が『あ~、牛乳ください』なんて平然と言ってくると、本当にこの子には二面性があるんじゃないか、とか何かが乗り移っているんじゃないか、と真面目に考えたほどです。

今も興奮するとイライラして自分の部屋に『バタン・バタン』とドアを閉めてこもりますが、『この家賃貸ですから、壊さないでください。』って言うと、ドアを閉めていても伝わるイライラオーラ全開で布団をばらまいたり、タンスから靴下とかシャツとかを全部ひっくり返して積み上げたりして、気が済むと本を読んで一人クールダウンしています。

こちらもクールダウンが必要ですから、放っておくとしばらくして『片付け手伝ってください』となります。そういう時だけ頼んでくる、意味がわかりませんがまあ一応手伝う訳です。

これが中学生になってもっと強烈になるのか、それとも少し早く反抗的態度がやってきて、穏やかな中学生時代が送れるのか、それは迎えてみなければわかりませんが、乗り越えるしかないですね。


親との関係も、男女には違いがあるようです。母親が命令・指示口調で話した場合に、反発しながらも最終的にはそれに従う息子が多いようです。

ここが一番の乗り越えポイントですね。
気分が良い時や本人にとってどうでも良い物の場合は、こちらが主導で話が進みます。また親子の関係として親に決定権があるという姿勢を崩してはいけない、と湯汲先生のブログで学びましたので実践しているわけです。

ただ、どうしても受け入れたくない物の場合は、必ず『僕はロボットじゃない』とか『なんでもかんでも指示しないで』と完全謝絶の状態になってしまいます。そして冷戦勃発です。

今現在はサッカーの春季リーグ申込をどうするかでもめています。(まだもめている。)
本人は理由を色々つけて参加を拒否するわけです。最初はこちらも背景を考慮して聞いていましたが、その理由を並べてみると『単にめんどくさいから参加しない』という根底にあるものが見えてきました。

やさしくしすぎると『何もしなくてもいい』と甘えが出てくるし、厳しくすると反発する。一番の問題は『●●をやりたい』という情熱が無いのか、本当に何に対しても興味を失ってしまったのか、そのあたりがはっきりしない、という点です。

すみません自慢ですが、昨季のサッカーリーグで得点王になったんですよ、うちの息子。だから春季リーグでも活躍してほしいな~と思うし、なんでもっと上手になりたいって思わないんだろうと不思議でならないんですね。でもこれだけ言っても参加しようとしないって事は、サッカーへの情熱はこんな程度だったのかなと、とても残念に思う反面、リードの仕方でなんとかなるのかなと手をかえ品をかえ、気持ちを探るのですが・・・やる気が起こらないんですね。

どんな事でもいいから、やる気に火をつけたい。これが現状の目標です。


※女子については湯汲先生のブログ内に記載がありますが、我が家は男の子ですので考察は割愛します。