赤ちゃんの能力 | ずぼらママのお気楽育児学

赤ちゃんの能力

昨日のスリング講習にいらしてくださった方との会話でとても興味深い物がありましたので、ご紹介したいと思います。了承は得ていないのですが、個人を特定するには難しい内容ですし、何よりずぼらママはとても感動して既にあちこちでしゃべっておりますので、許していただけるでしょう。もし該当なさる方がお読みになっていましたら、こちらからご理解をお願い致します。

さて、前置きはこのくらいにして。

この赤ちゃんは、3月12日生まれです。つまりあの東日本大震災の翌日にご出産だったんですね。お誕生日を伺って、まず最初に気になったのは『お産は問題なくできたのか』という事。すると彼女がご出産なさった院は環境としては特に大きな問題も無く、人の介助もある状態だったようです。日本中がパニックだったあの状況で、東北地域でご出産なさった方の事は新聞記事にもなりましたが、他の東北・関東地域でも同じようにご出産の時を迎えた方は多かったと思います。

話は地震の後、不安な気持ちが増幅しなかったかという点に論点が移りました。彼女の場合は実際の予定日は2週間後だったので、不安だった。そして結局2週間早く、地震の翌日にご出産となったというのがかいつまんだ流れのようです。

その時彼女がとても興味深い一言を聞かせてたんですね。

『地震の日は朝からものすごい胎動だったんです。ずーっと蹴りっぱなし。そしたら地震が来たんです。』

これです!赤ちゃんには絶対に何かを察する力があると思うし、またそれを伝える力もあると改めて確信しました。きっとママに強く変化を伝えたかったのでしょうし、そしてすぐに生まれて来たのでしょう。

ママに抱かれてスリングの中で目をつぶっている赤ちゃんを眺めながら、きっとこの子は将来にわたってママを守っていく子になるんだろうな~と、その絆をちょっとうらやましく感じたほどでした。そして赤ちゃんのメッセージは一つたりとも、聞き逃してはいけないと身が引き締まる思いがしました。

これからも赤ちゃんからのメッセージを皆さんにお伝えしていく役目をしっかり果たしていかなくては。