
たまたまCSチャンネルで
デジタルリマスター版が放映されていたので
せっかくだからと鑑賞。
高校時代の現国でやったのとは
違う内容でした。
幾つかあるみたいだけどね、羅生門シーズン2的な(笑)
そして、映画好きをしれっと自負しているくせに
黒沢映画ちゃんと観たのこれが初めてかも。
まず思ったのが、
リマスターされているとはいえ
モノクロ映画なのに色彩を感じた事。
重たい雨とか(墨汁を使っていたらしい)、
夏の暑さとか
木漏れ日とか
着物の色だとか。
モノクロというのは観る側に色を創造(想像)させますね。
観た人の数だけ色がある。
あとカメラワークや画の構図に斬新さを感じました。
冒頭に出てくる崩れかけの羅生門の奥行き感ときたら。
杣売りが森で武士の死体を発見、
その事件の当事者たちがそれぞれの視点で供述していく。
それぞれの供述シーンで常に杣売りと旅法師(杣売りの話聞き役)が
常に後ろにいるのがシュールでユーモラスだったなぁ。
そして三船敏郎がすんげえワイルド。
おじいちゃんってイメージだったからな、
若い時はそら若い(笑)
それぞれの視点でのストーリーって
当時斬新過ぎたんじゃなかろうか。
かなり渋い内容となっていましたが
これを機に世界のクロサワ、観なきゃ。