何に反応するのか?怒りのトリガー | 人前で話せない子と繊細ちゃんの子育て手引書

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教室で声が出ないという場面緘黙(かんもく)症克服の娘2人がいます。緘黙、繊細ちゃん、恥ずかしがり屋、バイリンガルの環境の子育てに寄り添うコーチングを行っています。子育て、夫婦関係、人間関係のヒントをオーストラリアの小さな島からお届けしています。

陽性者数は日に日に下がって
来ていますが
まだ厳しい規制の続くメルボルン。

インスタライブで
私のいるメルボルンの状況を
オーストラリアの他州の人が
伝えていました。

「メルボルンはそんな感じだけど
ここはコロナってなんの事?
ぐらいに平和です」
(オーストラリアでロックダウンが
続いているのはメルボルンだけです。)

その一言で私の怒りスイッチがオン。

ロックダウン政策には反対で
人の尊厳が奪われた暮らしが
半年続いている事に
怒りを感じていたので
(WHOもロックダウン政策を
推奨していません)

人の気も知らないで!
とその人の発言が無神経に感じて腹がたち
インスタライブを見るのをやめて
しまいました。

その後
夫に「あの州はコロナって何?
ってぐらいに平和なんだって」
と伝えると

「へえーいいね。」
と別段腹を立てていない様子。

同じようにロックダウンの中で
生活しているのに
私と反応が違う


Photo credit : Explore Melbourne

物事は物事として無色透明で
それをどのように受け取るか
どのように感情にヒットするかは
人それぞれに違っていて。

自分にとっての当たり前の感情は
ほかの人にとって当たり前ではない

だからそれを伝えるための
コミュニケーションはとても大事。

怒りが出るということは
自分にとって大切なポイント
ということ。

ネガティブな感情の中にも
自分を知るためのヒントが
隠れている

自分の周りの大事な人に
自分の大事なポイントを
伝えておくと

相手にとっても自分にとっても
Win & Win になり

気持ちの良い関係のために
大切だと思った一件でした。