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外は冷蔵庫の中みたいに
冷たくて…雪がチラホラ…
青空に救われる思いで出勤した
1日が終わると…寒さよりも
お腹の減りが気になるw
チョコ生クリームがどっしりの
プチシュークリームを食べて
ホッとひと息w食いしん坊だね
私の鑑定所は
元々面白いお客さまが多い
でも…最近特に
楽しいお客さまが多いょ
普通のネタ話が面白いから
それに触発されて
いろんな事を思い出す
学生時代から24才位まで
牛丼のお店でバイトしていた
Fちゃんのコト
色白で透明感のある美人
それなのにサバサバし過ぎ
日が昇って暮れるまで
牛丼屋と自宅の往復だけで
休日返上で働いていたから
「趣味も牛丼屋やでw」
なんて言い出す始末…
玲「なんで牛丼屋なん?」
F 「長いし慣れてるから楽やしぃ
牛丼屋がスキやねん」
飾ったり自分をよく見せたり
出来ない子だから
合コンにも汚れたジーンズ
隣りに座った男子から
「可愛いしモテそうやもんなぁ」
そう言われたら
普通の女子はニッコリ微笑んで
「そんなコトないよぉ~」と
軽く流すと思うのに
F 「ぜんっぜん!モテへんから!
ビックリするくらいモテへん!!
本間にモテへん
マジでモテタ事ないし!!」
玲「そ…そこまで言わんとこぉ」
全エネルギーをかけて
自分がモテないコトをアピールしては
全員にに引かれてしまう…
いい奴だけど不器用なんだね
ある日
F 「告白されてん…」
玲 「そうなんや!!モテ期かなぁ?」
F 「ちゃうねん…牛丼屋の客…」
玲 「一目惚れなん?凄いやん!!」
F 「ちゃうねん…牛丼屋は好きでも
そこに通ってくるタイプは
好きじゃないねん…」
玲 「牛丼屋と家の往復だけで
他の可能性とか無いやん爆」
F 「……言わんといて…」
この後…牛丼屋の店員から
告白されたけど
「牛丼屋で働くタイプも嫌や!!」と
キッパリ断った…w
玲 「たぶん…牛丼屋さんと
結婚するんとちゃうかぁ?w」
F 「絶対ナイ!!」
モテないアピール全開で
10年経った…
不器用な彼女も2児の母w
結局…食べに通っていた
牛丼屋さんと結婚したのさw
運命の彼と出会うための
牛丼屋さんだったのかもねw
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