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たまぁに明るい電気を
太陽と勘違いして
狂い鳴きするセミとは別で
朝5時を過ぎたくらいから
セミの鳴き声が聞こえだす
5時半になると
お昼間と変らないくらいに
セミが鳴いてるょ
通勤途中の並木道には
セミの死骸が転がってる†
「生涯を終えたのね…」と
死骸を踏まないようにする
子どもの頃に習った
セミの生涯って…
運よくパートナーになった
カップルのセミが
木の樹皮に卵を産み付ける
産み付けられた卵は
一年も掛けて卵から孵って
セミの幼虫になる
セミの幼虫は
木の根の樹液などを
吸いながら大きくなるから
幼虫期から土に潜る
幼虫の状態で
3年から8年かけて
よく鳴くセミになるんだけど
セミの命ははかなくて
長い年月を掛けて
やっと恋の季節が訪れても
一週間の期間限定
だからこそ大声を出して
パートナーを呼ぶんだね
蛍も成虫期が短くて
幼虫として水中で生きるのが
平均すると1年くらい
どんなに長くても2年だから
セミの幼虫期間とは
比べ物にならなぃ
1年間近く卵でいて
6年間も幼虫だったとしたら
たった一週間の春は
かなり年食ってるの?爆
余命一週間と知っていて
70歳代や80歳代の
ジイちゃんとバアちゃんが
最後の命を燃やして
恋をし子孫を残す感じ?爆
考えてみると
壮絶な一週間だよね
セミの生態については
解明されない部分があって
たったの4年で成虫になった
幼虫がいたと思えば
何かの条件が重なって
8年もかけて成虫になった
幼虫もいるんだけど
何故かわからないらしぃ
昆虫学者じゃないから
まともな仮説は立てられなぃ
でも…卵を産み付けるのが
樹皮だったり
幼虫が成長するために
木の根の樹液を
吸っているコトを考えると
木が関係する気がする
人間も含めて
全ての生き物が
自然の循環の一部でしょ
それなら
関わっている何かに対して
何かの役割があって当然
木が元気に育つ土に
幼虫が貢献しているなら
自然のイタズラで…
幼虫が減ってしまうと
土が弱りかけて
木の樹液が少なくなり…
まだ4年目の幼虫達が
慌てて成虫になって
卵を産むのかもょw
大切な木々と共存する
セミの鳴き声は
暑苦しくてもしょうがなぃ
命に限りがあるからこそ
あんなに朝早くから
時間を惜しんで鳴くんだね
そう思うと…
切ない気持ちになるょ
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