2008年1月…TVをみていて
偶然アラブの都ドバイで建設中の
BurjDubaiブルジュ・ドバイ(1※参)を目にした
「不思議なデザインのビルだなぁ…」と
ぼ~っと番組を見ていると
ドバイの不動産に投資する各国の資産家が映し出され
建設段階の高額不動産なのにィ
全てのフロアーが完売
首領の国営力の素晴らしさがうかがえた
この頃ドバイの株価は上昇気流にのっていたょ笑
ドバイの首領も上昇気流にのっている感じで*^^*爆
建設中のブルジュドバイの前で
誇らしげに笑みをうかべながら♪
『もともと我々アラブ人は最も都市建設に優れた民族です!
このドバイ・タワー建設で我々が世界一だという事を
全世界にしらしめたい!!!!』というコトを語った;
その時…なぜか…
「バベルの塔…」ってつぶやいてた…
タロットカードの「Tower(塔)」を連想したみたぃ…
授業の時「Tower(塔)」の解説で
「バベルの塔(※参)」の話をするせいカモ
つぶやいてから「ハッ」とした!!!
首領が言った「世界一」という言葉に
ドバイの顕示欲と傲慢さを感じてしまったのかなぁ!?
かつて貧困にあえいでいたドバイを
ここまで豊かな国に導いたのだから
その自信は当然!!なんだけど…漠然と不安だった…
それから半年後…リーマンショックが起こりぃ
現在の世界恐慌へと突入してゆく…
ドバイはどうなったんだろ…
アラブのオイル輸出国をターゲットとしてきたドバイに
海外の資本家が参入してきたコトは落とし穴だった
資本家が住むためではなく投機目的だから…
ヤバくなるとスグ売りに出すょ~
ドバイの首領も頭を打ったカモ…苦笑
2008年秋…偶然TVでドバイの首領が…
「海外投資家だけに頼らず身近な所にも目を向けている
もともとアラブの富豪を相手に商売して来たのだから
原点に戻ればいいだけだ!!!」とコメントしていたょ
そうなんだ…と…ホッとしたのも束の間…
2009年…もっと超高層ビルの予定があるらしぃ
個人的には高層ビルやマンションはあまり好きじゃなぃ
人は土地に近いところで暮す方が自然だから…
そんな一番を目指した先には何があるのかなぁ???
まだドキドキは止みそうにもないネ
笑
**RaysRayGinga*
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ブルジュ・ドバイについて↓バベルの塔の物語について↓知りたい人どうぞ*
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1※ブルジュ・ドバイ(BurjDubai)
アラブ首長国連邦中で最大級の都市ドバイで建設されています。
世界一の超高層ビルで「ブルジュ」はアラビア語で「タワー」を意味します。
ドバイタワー特有のデザインはイスラームの建築において具象化されたという
砂漠の花「ヒメノカリス」をイメージしされているそうです。
ホテル・高級マンション・娯楽施設・オフィスなど総計画80億ドルです。
経済効果は200億ドルを超えると見込まれています。
最長部834.5m162階建で、
2009年12月現在歴史上最も高い建造物となっています。
湾岸地域は高層ビル建築ラッシュのようで
サウジアラビアはジェッダに1600mのマイル・ハイ・タワー(Mile High Tower)
クエートは1,001メートルのブルジュ・ムバラク・アルカビル(Burj Mubarak Al-Kabir)
ドバイは1200mアル・ブルジュ(Al Burj)
が建設予定のようです。(Wikipediaブルジュドバイ参考)
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2※『バベルの塔』旧約聖書*創世記*第11章
聖書に記されている物語りの1つで
古代バビロニア帝国に
ノアの子孫のニムロデが建てようとしていた塔です。
全人類が同じ言葉を使い…同じように話していた頃…
南メソポタミア地方に住み着いた人々が
「さぁ、我々のために天まで届く塔のある町を建設して、
その塔の頂きを天に届かせよう。
そして、大いに我々の名を揚げて、
各地に散らされることのないようにしよう。」と…
神への崇拝や敬意からではなく
建築者たちの傲慢な顕示欲のために…
神の領域を侵しかねない塔を建設したのです。
それを見ていた神はお怒りになり
「人々が同じ言葉で話すから、このような事をはじめたのだ
直ちに言語を混乱(バラル)させ
互いの言葉を聞き分けられないようにしてしまおう。」
塔を建設する人々の驕りに対して神の裁きが下されました。
人々は互いの言葉を理解できなくなってしまいました。
こうして塔の建設は途中でやめることになりました。
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古代バビロニアには実際に90m~185m以上と言われる
巨大な塔がそびえ立っていたのだそうです。
この塔はジックラトと呼ばれる階段状の建物でした。
バビロニアは当時まさに神々の世界と地上とをつなぐ
世界の中心と理解されていました。
古代イスラエルの人々は、バビロニアのジックラットを知って
この物語にバビロニアに対する強烈な批判を込めたようです。
絶大な権力と文明を誇ったバビロニアは
世界の中心として人々を統治するように見えて
その実「混乱」の源になりかねないという教訓に他ならないのです…
人類はいつの時代にも巨大な建物を建てようとします。
巨大な建物自体が権力や成功の象徴と結びつくからでしょう。
(Wikipedia参考『図説 聖書の世界』P36~38
月本昭男・山野貴彦・山吉智久著 学研)
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