■テレビゲーム15
初めてのテレビゲーム体験。
それは近所(徒歩1分)のところに住む1歳年上のたかしくんの家だった。
私は当時4~5歳くらいだったと思う。

たかしくんの家は共働きで、ご両親が息子を不憫に思ったのかいち早く新しいおも
ちゃを持っていた。

おそらく初めての超合金体験も彼の家であったろう。

ある意味、今の私に多大な影響を与えた人だったのかもしれない。。。


箱を開けるとオレンジ色のボディをした得体のしれない機械が出ていた。
(なんじゃこりゃ・・・)心の中でそう思いつつも1歳年上のガキ大将気質のある
たかしくんには逆らえず、「たかしくん、すげーなー!」と言っておいた。

私の思ったとおりのリアクションに満足したたかしくんは
自慢げにテレビゲーム15の電源を入れた。


私「どうやって遊ぶん?」
た「まずワシがゲームを選んじゃるけえ、それをやってみい。このツマミを回して操
作するんじゃ」


私は言われたとおりにやってみた。

・・・・・・!!

まず驚いたのが、
「テレビに映っているものが自分の意思で動かせる」
ということだった!

そんなことテレビ制作会社の人くらいしか出来ないと子供ながらに思っていた。

それが、私の意のままに動いたのだ!
それは白い棒で上下にしか動かないのだが、そのチープさなど消し飛んでしまうほど
の衝撃だった。

ツマミを回すという操作方法も魅力的だった。
やろうをするとすかさずコントローラーを取り上げられた。

た「まずはワシが手本を見せてやるけぇ見とれや」

と言って5分ほど得意げにプレイした。
たかしくんは私の羨望のまなざしをビンビン感じて満足しているのが分かった。

た「コレ、ゲームが15個はいっとるんぞ。すげーじゃろ!」
私「ほんまなん?たかしくんすごいなぁ。他にもやらせてーや。」
た「どれがやりたいんじゃ」
私「テニスがやりたい」

バーを操作して打ち返せなかったら負け。
それなりに興奮した。

私「違うゲームもやりたいな」
た「ホッケーがお勧めじゃ」
私「やらしてくれーや」

画面に映ったものは、、、、

私「あれ?テニスと画面が一緒じゃない?」
た「これはどう見てもホッケーじゃろうが(怒)」
私「・・・・・」

確かにルールは少し違ったが、やることは球を打ち返すだけ。
ゲーム開始後10分程度で何となくこのゲーム機の底が知れたような気がした。

その後、私はたかしくんにテレビゲーム15をやらせてほしいとおねだりしたこと
はなかったように思う。

それより、たかしくんが持つザンボット3やアクマイザー3やスタージンガーのジャン
クウゴを
見せてもらうことの方が何倍も嬉しかった。ほとんど触らせてもらえなかった
が。。。

そんなこんなで裕福ではなかった私は、たかしくんにおもちゃを見せてもらうことが
生きがいになりつつ、小学校に入学するのであった。
今までやってきたゲームを時代背景など織り混ぜて書いていきます。

自分がやってきたゲームを棚卸して、ゲーム履歴書なるものを作りたいと思ったのがきっかけです。

同じ世代の人(昭和40年後半生まれの方)は共感してコメントもらえると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。