私は元々歯科矯正医を目指して歯学部に入って、薬理学や生理学の講義やテスト、実習が大好きだったけど、一生大学に残るつもりもなかった。臨床家になるならやっぱり矯正と思って、大学院は歯科矯正学講座に。
博士号の研究は病理学講座🔬でみてもらい、アメリカの研究留学先はコラーゲン生化学Laboに🧪
大学院で渡米前にアメリカのボスへの貢物(アメリカは実験サンプルの倫理委員会が日本より遥かに厳しくて生体材料はなかなか手に入らないとのことで)の小臼歯のフリーズドライ試料を作ろうとして、硬組織切断機の高熱を取るための冷却水を止めるのを忘れて、薬理学講座の廊下にあったフリーズドライの機械にサンプルの小臼歯をセットして24時間作動させて帰宅。
(ほら、歯を削る時にも冷却水がタービンから出るでしょ❔)
翌日、医局に教務課か学生課から呼び出しがあって、私が出しっぱなしにした硬組織切断機の冷却水が、階下の共同研究室に水漏れして危うく莫大な金額の損害を与えそうになって顔面蒼白になったのを思い出した
高価な機器がダメにならなくてほんとによかったー🌊
しかもワタシが普段使ってるのは最上階の研究棟で、ラット🐀の掛け合わせの方法と、受精0日目の確定簡易検査を教えてもらった階下の薬理学のマシンをお借りして、水漏れは更にその下の階の共同研究室に。。。。水漏れ被害を与えてしまった、その階の基礎の各講座と薬理学講座にに菓子折りを持って鬼謝りの行脚だったー