2018年1月20日

ー入院3日目 術後の診察ー


《予定表》
ー術後1日目・退院日ー

検査

点滴
・医師の診察後に追加の点滴がなければ、点滴の針を抜きます。

内服
・3日間薬がなくなるまで飲み続けてください。

処置
・婦人科診療室で診察があります。

食事
・食事の制限はありません。

安静
・制限はありません。

清潔
・シャワー浴に入れます。

説明
・退院前に医師から、退院について説明があります。

・退院前に看護師から、退院後の生活について指導があります。



 




術後の夜は涙と共に
過ごしました。
ほとんど寝れなかったです。

下腹部の痛みは我慢出来る程度でした。
出血も少しでした。


夜中に何度かトイレに行きました。
排尿痛もだいぶ治り
尿に混じる血も薄くなって
きていました。


6時半頃
看護師さんが検温に来ました。
熱はなかったです。
血圧は変わらず低かったです。
(いつも80台)
点滴を抜いてもらえました。
血管壁に当たっていて少し痺れていたので
抜いてもらえてよかったです。
脈がゆっくりなので
入院すると毎回看護師さんから
「何かスポーツをされていましたか?」
と聞かれます。

看護師さん
「今日は先生の診察があるので
時間になったら病室に呼びに来ますね」

「わかりました。
大体何時くらいとかわかりますか?」


看護師さん
「んーたぶん、9時前だとは思います」

「わかりました。お願いします」


検温が終わった後
洗顔をして歯磨きをしました。

立ち上がったり座ったりする動作が
1番お腹に響きました。
ゆっくり動くと楽でした。



7時半頃
朝ご飯が運ばれてきました。
何が出たか覚えていません。
(昔から食いしん坊で食べる事が大好きなのですが、入院中の食事は何故か記憶がほとんどありません)

5種類の内服薬は
しっかり飲みました。

ロキソプロフェン•レパミピド•パンスポリン
トランサミン250㎎•アドナ30㎎

食べていなくても
胃薬のレパミピドがあるので
安心していました。



8時頃
外も少し明るくなってきました。
退院準備を始めました。
10時には母が迎えに来てくれる
予定になっていました。

診察までパジャマのままで
過ごしました。


9時前
看護師さんが呼びに来ました。
パジャマ姿で4階の婦人科診療室まで
一緒に行きました。
ドアの前で少し待ってから
診療室の中に入りました。

パジャマのズボンとパンツを脱いで
診察台に座りました。


診察台が動くと先生の声が
聞こえました。

「おはようございます。
お願いします」
と声だけで挨拶をしました。


先生
「止血用のガーゼを抜きますね。
少し痛いです。
消毒もしていきます」


すごく痛かったです。
例えるなら
"派手に転んで出来たすり傷を
消毒する時の痛さ
傷口にくっついている手当したガーゼを
剥がす時の痛さ"
みたいな感じです。
ね、痛そうですよね?
そうです、痛かったです。
その痛みを身体の内部で感じました。
ひぇぇぇぇぇー
ですが
"例えられる想像出来る痛みで一瞬で終わる"
ので耐えられました。


先生
「出血もほとんどないですね。
瘡蓋が出来てきて1ヶ月ぐらいで
綺麗になると思います。」


よかった!


処置が終わり隣の診察室に
移りました。


先生から術後の説明がありました。

先生
切除部分は最小限に止めました。
深部にまだ少し不明瞭な部分がありますので
経過観察で診る必要があります。
病理診断の結果で今後の治療が決まります。
陰性であれば、経過観察になり、
陽性であれば再度治療が必要です。
次回、お伝えします。


やっぱり手術して終わりじゃなかった
結果聞くの怖いな


《円錐切除術》


ー円錐切除術の目的ー

確定診断:断端(切り取った組織の外側の部分)の病理検査を行い異常な細胞がないかを確認する
高度異型上皮および上皮内がんの治療


ー病理診断の結果ー

断端陰性: 異常な細胞がない場合
断端陽性: 異常な細胞が見つかった場合


ーその後の治療ー

・断端陰性➡︎切除した組織内で見つかった前がん病変が扁平上皮がん系である場合と、上皮内腺がん(腺がんの前段階)の場合で異なる。

扁平上皮がん系円錐切除術で治療は終了。ただし、断端陰性でも再発のリスクが10%程度あるので、定期検診と経過観察が必要

上皮内腺がん上皮内線がんでは、切除した部分から離れた場所にがんが存在している確率が高いことがわかっている。そのため、単純子宮全摘出術が第一選択となる場合が多い。


・断端陽性➡︎扁平上皮がん系では再度「円錐切除術」を行うか、子宮全体を切除する「単純子宮全摘出術」を行う。一方、上皮内腺がんの場合は「単純子宮全摘出術」を行う。




次回予約は、2週間後で

先生の予約が空いている1番近い日の

2月6日になりました。



先生にお礼を伝えて

診察が終わりました。



次回の診察まで

病理診断の結果待ち

になりました。



不安な気持ちをグッと抑えて

陰性である事を願うばかりでした。




もう何も治療したくない




アロエの花言葉は

『治癒』





続く