2017年10月

子宮頚がん検診
を受けてから2週間後
検査結果を聞きに行きました。

仕事帰りに立ち寄れば
受付で教えてくれると
言われていたので
すぐに終わると思って行きました。

病院の対応にも
何もない事を前提とした検査
という感じを受けました。

受付の方に検査結果を
聞きに来たことを伝えると
呼ばれるまで待つように
言われました。


あれーなんでだろう
すぐに教えてくれるんじゃ
なかったのかなー


待合室で待つ事にしました。
30分経っても呼ばれず。


忘れられているのかな?


40分まで待ち、
受付に声を掛けました。


「あのーまだですか?」


受付の方
「もう少しお待ちください」


「えっ…仕事帰りに寄ってください
と言われて待たないつもりで
来たんですけど…」


受付の方
「すみません、もう少しお待ち下さい」



なんなんだろう



そのあと10分くらいしてから
ようやく呼ばれました。
診察室に通されました。


先生待ちだったんだ
検査結果は
先生が伝えてくれるんだ


何も分かっていなくて
診察室に入りました。



女医さん
「この間受けた細胞診の結果ですね。
お伝えしますね。
要精密検査できてますねー」


「えっ…要精密検査…それって
引っかかったって事ですか?」


女医さん
「まぁ、そうですね。でもまぁ、
今の検査はちょっとだけグレーでも
要精密検査にしたりしますからねー
限りなくホワイトに近い状態も
ありますしねー
気になるようだったら精密検査を
受けてみてもいいかもですね」

「ん?えっ、じゃあ精密検査を
受けなくても大丈夫って事ですか?」

女医さん
「まぁ、そうですね。
どうしても心配だったら受けてみても
いいかもって感じですかねー
精密検査で何もなくて
安心出来る事もありますしねー」


あ、そうなんだ
受けなくてもいいんだ



そう思っていると
女医さんの後ろで
会話を聞いていた看護師さんが
スッと私の横に来て言いました。



看護師さん
「すぐに精密検査を
受けて下さい」


真剣な表情で強い口調で言われました。


えっ…


女医さんとの温度差に戸惑いました。


そしてすぐに精密検査が出来る
病院が載っている用紙を
差し出しました。


看護師さん
すぐに予約をしてください。
こちらの病院でしたら予約が出来ます」


今この場で電話をさせるかのような
勢いで言われました。


さっきまで
女医さんとの会話で
検査結果を軽く受け止めていたのが
一気に不安になりました。


「わかりました。すぐに予約をします」



この看護師さんの言葉がなかったら
私は精密検査を受けに行って
いなかったと思います。


この看護師さんに
とても感謝しています。


ただ結果を聞きに行くつもり
だったのが
まさかの結果になりました。







続く