ー術後5日目 恵みのシャワーー


15時頃
主治医の先生が病室に来られました。
術後毎日来てくれています。
入院してから毎日先生と
会っていました。

今日の朝に
術後の炎症反応と合併症の有無を
調べるために行った
採血検尿の結果を伝えに
来てくれました。
(検査結果の用紙は貰えませんでした)

先生
「検査結果は問題なかったです。
回復も順調そうだね。
明後日は予定通り退院出来ます。
よかったね。
明日、傷跡の診察をするからね」

とのことでした。

やったーよかった!
予定通り退院できるよー
よかったーー!

「わかりました。よかったです!
もうシャワー浴びても大丈夫ですか?」

先生
「浴びて大丈夫だよ。看護師さんに
言ってから浴びてね」

術後5日目でやっとやっと
シャワー浴の許可が出ました。
長くかかりました。


ここまで本当に長かった


先生が病室を出られてすぐ
ナースコールを押して
看護師さんに伝えました。

シャワーを浴びてもいいように
傷跡の所にさらにテープを
貼ってもらいました。

看護師さん
「終わったらまた教えてください。
消毒をしに来ます」

とのことでした。

張り切ってシャワーを
浴びました。
(予定より3日遅れ)


気持ち良過ぎました。
生き返る気がしました。

天からの恵みの雨みたいな感じ

何日ぶりだろう?
5日ぶり?

まだ身体を動かすと痛いので
シャワーを浴びるのも
一苦労でしたが、
そんなのを吹き飛ばすくらいに
気持ちよくて嬉しかったです。
素晴らしい爽快感でした。



術後5日目でようやく
シャワー浴が出来ました。
術後の辛さが洗い流される
気がしました。

ついでに痛みも
洗い流されて
ほしかったです。


シャンプーをした後
大量の抜け毛を見て
心配になりました。

え?こんなに?
久しぶりだから?
それとも術後のストレスのせい?
大丈夫かな…


また円形脱毛になったりしたら
嫌だーと思い
美容師さんからもらって
愛用している
ブラシとヘアケア剤で
しっかりお手入れしました。



(入院する時は、少しでも安らげるように
いつも家で使用している物を
なるべく持って行くようにしています)



手術の影響で
大事にしている髪の毛が
薄くなったり少なくなったり
しないように
頭皮のマッサージもしました。


回復してきたので
シャンプーする事が出来て
髪の毛を労る余裕も
出てきました。



早くまた美容室に行きたいな
そのためにも回復しよう
ヘアドネーションの寄付も
またしたいし


輸血をしてもらったので
自分の髪の毛を
ヘアドネーションに寄付して
お返ししたいと思っていました。

ヘアドネーション:小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。


入院前に行く予定が
体調を崩してしまい
美容室に行けなかったので
退院したらすぐにでも行きたいと
思っていました。




17時頃
シャワーを浴び終わり
着替えも済んだので
看護師さんに
消毒をお願いしました。

お腹のドレーン(持続的腹腔ドレナージ)
抜いた所を消毒して
またテープを貼ってくれました。

その後
硬膜外麻酔のテープの跡で
接触皮膚炎になっている
首の後ろと背中に
お薬も塗ってもらいました。

看護師さん
「だいぶ良くなってきたね」

痛みも殆どなくて、
治ってきてるのがわかりました。



看護師さん
「手術の傷跡は、明日先生に
消毒してもらってね」

術後まだ一度も主治医の先生に
直接診てもらっていませんでした。


傷跡の治りも良好だと
いいな



シャワーを浴びて
気持ちもサッパリし
色んなことが
前向きに考えられるように
なりました。

それまでは術後の痛みと辛さで
絶望と不安だらけでした。

シャワーを浴びて
色んなものが
洗い流された気がして
身体も気持ちもスッキリしました。

シャワーを浴びれた事で
自分の回復ぶりを
さらに実感出来ました。


余計なものが洗い流され
良いものが得られる
恵みのシャワー
なりました。


"全てのことにありがとう"

と思いました。
そう思えました。




続く