我が家のごはん
手の込んだものは、何も作っていないけど
なるべく安心素材
なるべく和食
なるべく薄味
仕事絡みの夜の飲みも、少なくない生活
子供が産まれ
病気や五回の手術を経験して
夫婦それぞれ歳を重ねて
より意識していること
一方、家を出て
もうすぐ4年になる息子
それほど自炊もしていないようで
外食にコンビニのお弁当など
毎日しっかり味
きっと添加物に慣れた舌
「好きにかけてね」
昔から、お塩や醤油
ブラックペッパー、七味など
色々と卓上に置いていたけど
あまりにも、ハンバーグに
ブラックペッパーをかけるので
そんなにかけると? と聞くと
「ふぬけてるから」って 笑顔
ふぬけてる? ねぇ
ハンバーグスパイスも
刻んだニンニクも
自家製ローリエも使った
煮込みだけどさ
(塩分と肉感が足りないか)
なんだか凹むなぁ
と、パパ
「ママは、被害妄想やけん」
被害妄想? ねぇ
洗い物をしながら
なんだか、ジワジワ悲しくなり
イタイことに、ジワジワ涙が出てきた
一生懸命フルタイムで働いて
お金を稼いで、仕送りして
毎日毎日ごはん作って
ふねけた被害妄想の人
ココロが折れました
翌日の夜は、ご飯だけ炊いて
パパが買っていた
レトルトのホテルカレーを
ぽんと机の上において
自分の食べたいササミのサラダと
スープだけ作って
先にキッチンで立って食べて
「ゴミ捨てとウォーキングに行ってくる」
と、家を出る
息子の言葉に
「作ってくれた人に感謝しなさい」的な
お父さん的フォローも欲しかったけどさ
切なさの極み
はい
お口に合うものを作れず
申し訳ございません
被害妄想で
申し訳ございません
もう、ごはんは、自分のものだけ作ります
そんな思いで、ズンズン歩く
結果、夜三時間
途中、色々お店に入ったりしながら
10Kmのプチ家出
既に更年期は過ぎてる
アンガーマネジメントができないおばさん
遅くに帰ってすぐ、寝室に入って寝る
(それを、ふて寝という)
と、ベッドの中に入っていた湯たんぽ
(それはまあ、よしとする)


