いつか息子を送り出す日は

福岡空港で背中を見送る


勝手にそんなイメージを持っていましたが


実際は引っ越しの手伝いを終えて

一人暮らしのマンションの下でお別れ


足りない物の買い出しに行く息子

そして、羽田に向かう父母


軽くハグして、グータッチして


「またね」

「ゴールデンウィークには帰るかも」

「帰っておいで」


そんな会話をしながら、バイバイ



別れた後

「行くよ。振り返らないよ」

と言うパパに対し


「いや、絶対振り返るから、待ってて」

と母は背中を見続けます



と、20m先くらいの角を曲がる手前



息子は、くるっと振り返って

腕を高く上げて

何度か大きく手を振ってくれました



「ほらね」


パパにしたり顔を向けながら

手を振り返しながら

母は、ズンと切なくなります



羽田までの電車は

疲れ気味の夫婦に会話もなく

黙ってるのか、眠たいのか 笑


↑今後の二人生活も懸念



空港に到着すると

エスカレーター下のオープンスペースで

誰かがグランドピアノで弾く

K iroroの「未来へ」


歌詞のフレーズも、よみがえって

うるっと込み上げるものがありました



ほ〜ら  足元を見てごらん〜
これがあなたの歩む道
ほ〜ら  前を見てごらん〜
あれがあなたの未来

母がくれたたくさんの優しさ
愛を抱いて歩めと繰り返した
あの時はまだ幼くて意味など知らない
そんな私の手を握り
一緒に歩んできた



空港のラウンジで、しみじみ一息

トマトジュース


↑リコピン注入



鬼滅の飛行機を見ても



座席の番号を見ても

なんだか息子が出てくる 笑



がんばれ、息子


好きなように

思うように


周りに感謝して

自分のココロと体を大事にして


一日一日、人生を重ねてくたさい





さあ、休み明け
母も気合いを入れて、仕事がんばろう